卵子の在庫数の目安となるAMHホルモン検査です。
AMHの数値の数値を知ることで、今後のライフプランや治療方針を検討する材料とすることが可能です。
卵子凍結とは、卵巣から採取した卵子を凍結保存すること。
卵子は、精子と受精させる前の未受精卵であることから「未受精卵凍結」とも言われます。
女性には、妊娠・出産において時間的な制限があり、個人差もあります。
ライフスタイルが多様化した今、早い段階から正しい知識を学び、「未来への選択肢」を増やすことが大切です。
卵子凍結を「する」「しない」も含めていろいろな選択肢があります。
女性は生まれた時点で、生涯の卵子数が決まっていて、新たに作られることはありません。
卵子の元となる原始卵胞は誕生時の200万個から減少を続けていきます。
通常、女性は思春期になると、この原始卵胞の中から周期的に1つの卵子を成熟させ、排卵するようになります。
その1つの卵子が排卵されるまでの過程で1,000個~2,000個の原始卵胞が成熟できずに消えてなくなります。
卵子凍結はその消えてなくなるはずの複数の卵子の元を排卵直前まで成熟させ採取し、将来の妊娠のためにとっておくことができます。
精子は毎日新しい細胞が約3か月間かけて作られていくのに対し、卵子は新しく作られることはない細胞です。
女性は200万個の卵子を卵巣に貯えて産まれ、その卵子は排卵の出番が来るまで卵巣の中で眠ってまっています。
眠って待っているだけなのに、眠りながら老化していきます。
卵子は新しく作られる細胞ではないので、あなたの食生活の影響はほとんど受けません(喫煙の影響は受けるので禁煙しましょう)卵子の老化に影響するのは、卵子が誕生してから今日までの時間、つまりあなたの年齢です。
※カメラオフ(音声のみ)の参加も可能です。
当日は、カメラオフにて参加いただきますので、お気軽にご参加ください。
ご参加しやすい土曜日に開催しております。
質疑応答のお時間も設けております。
1993年創業の当院は、都内で最も歴史ある不妊治療専門クリニックで、2008年から卵子凍結を提供しています。2023年には493件の卵子凍結を行い、都内でもトップクラスの実績を持っています。高い培養技術により、卵子凍結の弱点である受精卵の発育停止を最小限に抑えることができます。
卵子凍結を将来使用する際、最初に重要になるのが融解後の生存率です。当院では、融解後生存率を高く保つために、卵子凍結に特化した独自のプロセスを導入しています。また、卵子の水分量が多いという特徴に対応するため、水分を吸収しながら凍結できるデバイスを使用し、細胞の損傷を最低限に抑えています。
当院は、卵子凍結を迷う方々のために専用外来を設置しています。産婦人科専門医であり、心理の資格も持つ産婦人科専門医が担当し、患者様の選択肢を整理し、最適な選択ができるよう支援します。卵子凍結をしないという決定も自信をもって行えます。
当院は、患者様一人ひとりの卵巣予備能力をしっかり検討し、個別化した卵巣刺激を行います。これにより、1回で採取できる卵子の数が多くなります。自己注射キットを使い、通院回数を減らしながら治療を進めます。採卵は静脈麻酔を使用し、患者様が眠っている間に安全に行います。
【毎月2回開催】
詳細の説明・個別相談
【いつでも】
問診・検査
【生理の2or3日目】
卵を育てるために注射を開始
【生理開始から9~11日目】
卵の発育度合を確認し、 採卵日を決定
【生理開始から12~15日目】
採卵を行い、卵子を凍結保存
卵子凍結を実際に行った方の大部分が仕事をしているため、両立は可能です。月経が始まってから卵子を採取する日までの来院回数は平均3回なので、その期間中にスケジュールを調整できれば、問題なく卵子凍結を行うことができます。
年齢に応じて子宮も老化しますが、 子宮の老化は妊娠率・出産率にはあまり影響しません。一方、 高齢女性の出産には多くのリスクがあります。 卵子凍結が、皆さまの健康や子どもの健康を害することにないように、44歳までには出産しましょう。
当院は、卵子を採る時は、局所麻酔ではなく、静脈麻酔を使用できますので、寝ている間に終えることができます。
私たちは1993年創業、都内で最も歴史のある不妊治療や卵子凍結の専門クリニックです。不妊を引き起こす最大の原因は「年齢に伴う卵子の質の低下(卵子の老化)」です。これは食生活の改善や薬では治すことができません。この解決策の1つになるのが卵子凍結=卵子を凍結保存し、将来の妊娠に備えるという女性のためのテクノロジーです。
卵子凍結は将来の妊娠を保証するものではありませんが、将来の妊娠という選択肢を残すための一つの手段です。昨今の女性の状況を考えると、この選択肢を検討することは非常に重要です。私が卵子凍結において最も大切だと思うのは、患者さんがご自身の妊孕性や、卵子凍結に伴う排卵誘発注射や採卵手術の侵襲性、そして副作用のリスクを正しく理解した上で、自分の人生において卵子凍結が必要かどうかをじっくりと考えるプロセスです。当院のセミナーでは、患者さんと共にこれらの問題を考え、卵子凍結をするかしないか、そのいずれの決定も正解であるという前提で、皆さんの意思決定を支援していきます。
医学博士。産婦人科専門医・指導医、生殖医療専門医・指導医、再生医療認定医、内分泌代謝科専門医
2004年慶應義塾大学医学部卒業
2013年慶應義塾大学大学院医学研究科修了
2013年東京歯科大学市川総合病院産婦人科助教
2014年慶應義塾大学産婦人科助教
2017年ノースウェスタン大学産婦人科(米国シカゴ)研究助教授
2020年医療法人社団暁慶会 はらメディカルクリニック 理事長・医師就任
現代女性の生き方には様々な選択肢があり正解は1つではありません。私は多くの女性と関わってきて思うことは、「子どもを産む人生」も「産まない人生」も等しく価値ある生き方だということです。しかし、自分の知らないうちに妊娠できる機会や、選択肢を失うことは、女性にとって大きな悲しみとなります。ですから、当院の卵子凍結セミナーで正しい知識を身に付け、卵子凍結のデメリットについても理解した上で、選択肢のあるうちに自分らしいライフキャリアを考え、自分にとって卵子凍結が必要な選択肢かどうかを検討しましょう。
医学博士。産科婦人科学会専門医、生殖医療専門医、がん・生殖医療ナビゲーター
2007年東京医科大学医学部医学科卒業
2009年東京慈恵医科大学産婦人科教室入局
2010年東京慈恵会医科大学産婦人科教室助教
2020年国立がん研究センター東病院にてがん・生殖医療外来を新設、専任。
2021年9月よりはらメディカルクリニック勤務
2023年6月より副院長就任。
診察受付時間 | 注射・採血 受付時間 |
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月 | 8:30~19:00 | 8:30~20:00 |
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水 | 8:30~19:00 | 8:30~20:00 |
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金 | 8:30~14:30 | |
土 | 8:30~16:00 | |
日 | 休診 | |
祝 | 8:30~14:30 |
※WEBによる完全予約制です。上記時間内に受付を済ませてください。
※日曜日も胚培養、胚凍結を行っています。