D配信#17:【重要】IVF-D希望者人数の調査、ルーツを含めた出自を子どもに知らせる必要性、提供精子による生殖補助医療の同意書提出
【1】IVF-D希望者人数の調査
【2】ルーツを含めた出自を子どもに知らせる必要性(久慈直昭先生のご講演)
【3】再再:提供精子による生殖補助医療の同意書提出
【1】IVF-D希望者人数の調査
お問合せの中で多いのが「自分がIVF-Dができるのはいつ頃ですか?」という質問です。その時期がどのくらい先になるかによって、[先に卵子凍結をするのかどうか]、[すぐに海外で精子提供の体外受精をはじめるか]を決めたいという方もいらっしゃいます。
そこで、皆様のIVF-Dの時期を予想するために【IVF-D希望者人数の調査】を行います。IVF-Dの条件はAID6回以上ですが、先まで見通すために今回はAID4回以上の人を対象に調査します。AID回数以外に以下の条件をご確認いただき、全てに合致する方は調査票の入力をお願いします。
■調査の対象は次の①~⑤全ての条件を満たす方です。
①今後AIDで妊娠しない場合は当院でのIVF-Dを希望する
②同意書:提供精子の生殖補助医療の同意書を提出済みか、IVF-D説明会の申込み前までに提出できる
③11月30日時点でAID4回以上実施済み。片側卵管閉塞は2回以上、両卵管閉塞は0回。*これは本調査対象回数でありIVF-Dの条件回数ではありません。
④一度もIVF-D説明会に参加していない
⑤2023年3月15日時点で42歳以下
■調査期間
12月4日(日)~12月17日(土)24時まで
■注意点
調査と実際との差異をなるべく減らすために、同じAID回数実施者内でIVF-Dの対象者選定が必要な場合には本調査票の入力をした方を優先いたします。
【2】ルーツを含めた出自を子どもに知らせる必要性(久慈先生のご講演)
日本におけるAID研究の第一人者である、東京医科大学産科婦人科学分野教授の久慈直昭先生が第67回日本生殖医学会で講演された内容です。久慈先生は1982年慶應義塾大学病院産婦人科に入力し臨床の中でAIDに携わってきました。久慈先生が長年抱いていた「出自を知る権利とは何だろう?」という疑問に、久慈先生自身の人生も重ねながら、こうじゃないかなという答えを出したお話です。
https://www.haramedical.or.jp/news/20221128.html
【3】再再:提供精子による生殖補助医療の同意書提出
*来年以降の治療に関わる大切なお知らせのため3回目のお知らせです。
IVF-Dを希望の方、来年以降AID継続を希望の方は、提供精子による生殖補助医療の同意書を提出してください。1月以降、同意書の提出がない場合には治療をお受けいただくことはできず、当日に発覚した場合は当日キャンセルの費用が発生してしまいます。どうぞご注意ください。なお1月以降の治療対象は女性の年齢が44歳までです。
▼同意書
https://www.haramedical.or.jp/wordpress/wp-content/uploads/2021/12/p_ConsentForm_d.pdf
(2022年12月4日)