こんにちは、生殖心理カウンセラーの菅谷です。
今年も終わりが見えてきました。
昨年のこのコラムでも取り上げましたが、これからの季節、帰省・親戚の集まり、年賀状、など、少々頭の痛いことが続きます。
いずれにしても、心理的な無理は禁物です。
自分は自分でしか守れませんから、あまりにも辛いことは我慢しないで自分を守ってあげてください。
世の中の付き合いは、大きく分けて2種類あります。
1つは「好んで付き合う」もの。
もう1つは、「好んでいるわけではないが付き合わなければいけない」もの。
前者は、個人としてのお付き合いです。ご夫婦やお友達との関係がこれに当たります。
後者は、立場としてのお付き合いです。たとえば、職場の一員として、嫁として、地域の一員として・・・。
この後者のお付き合いが悩ましいわけです。
ここでは大人のお付き合いが求められます。義理を果たしておくこと、相手に恥をかかせないこと、などが大切です。
そう考えていくと、この関係では、お互いに本当に深い意味で理解しあう必要がないかもしれないのです。そもそも理解しあうこと自体が無理な関係かもしれないのです。
ストレスの多くは、「理解してもらえるはずのない人に、理解してもらおうとして大変な想いをする」ことから起こっています。
お付き合いは、ある程度割り切ることも必要です。
ご夫婦間や、ごく近しい方々とのお付き合いが順調であれば、あとはまず問題ありません。
ご自分が気にしているお付き合いは、どちらのカテゴリーでしょうか?
大人のお付き合いが大変なものであることは当然ですし、それがおかしいのではなく、そのままでもよいのです。
わかっていてもいろいろあれば誰かに話したいものですよね。私がお聞きします。
お待ちしています。