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梅雨の時期の体調不良

こんにちはサロンです。
五月も終わりに差し掛かり、いよいよ梅雨の季節がやってきますね。
ジメジメとして蒸し暑く、なんだか調子の上がらない時期だと感じる方も多いのではないでしょうか?

東洋医学では、梅雨の時期の体のトラブルは【湿邪】(しつじゃ)が引き起こすと言われています。[湿邪]とは、体の中に余分な水分がある状態を言います。
湿は重く停滞する性質があるので、
体に現れる症状としては、体が重だるい、腰や手足がだるい、関節や筋肉が痛む(重だるく痛む・・・イメージは生理痛のような痛み)、手足のむくみ、めまいなどです。
さらに、湿邪は消化をつかさどる脾経を攻撃するので、胃がムカムカするような不快感、消化不良、下痢などの胃腸症状も出やすくなります。

そこで、本日はいくつかの湿邪対策をご紹介いたします。
1つ目は、運動で汗をかくことです。・・・湿は汗腺をおおってしまい、体から水分が出にくくなります。しかし、暑さで水分摂取量は多くなってしまい、ますます体内の水分はたまってしまいます。シンプルですが運動や半身浴などで、体に溜まった余分な水分を出すことはとても有効です。
2つ目は、ツボ刺激をしてみましょう。・・・湿は脾・胃経を攻撃するので、それぞれの経絡のツボを刺激します。

おすすめのツボは
足三里(膝のお皿の外側にあるくぼみから小指を除く指4本下)
三陰交(内くるぶしから小指を除く指4本上)
解ケイ(足首を曲げたときに見える2本の太いスジの間で足首と足の甲の境目)
陰陵泉(膝の内側下で小さな骨のでっぱりの下のくぼみ)・・押すと少し痛みがあります。
中カン(みぞおちとお臍を結んだ直線のちょうど真ん中)
水分(お臍から指1本上)
③水分、冷たいもの、生もののとりすぎには注意です。・・・水分が外にでにくくなる行動にはきをつけましょう。蒸し暑さがありますが、できるだけ常温以上で消化の良いものを取るようにしましょう。水分代謝を上げる飲み物として、ハトムギ茶はお薦めです。

今年の梅雨を元気に乗り切るためにも、今のうちから湿邪対策をしてみてはいかがでしょうか?ぜひ、お試しください!

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