スタッフコラム・ブログ
残暑お見舞い申し上げます。【培養部より】
残暑お見舞い申し上げます。
今回のコラム担当は、培養部です。
皆様にとって培養室は、未知の領域と思われている方も少なくないかと思います。
そこで今回は、ほんの少しだけ当院の培養室がどのようなところなのかをご紹介したいと思います。
こちらは、インキュベーター(培養器)といいます。
ここで、皆様の胚を培養しております。
できるだけ体内環境に近付けられるよう管理しております。
次は、顕微鏡です。
倒立顕微鏡といって、顕微授精を行う顕微鏡です。(当院には2台あります)
こちらは、凍結している胚や精子をお預かりしているタンクです。
この中に34リットルの液体窒素が入っており、胚や精子は液体窒素に浸かった状態で保存されています。
こちらは、無停電電源装置です。
備えあれば憂いなしです。
治療を続けていく中で、たくさんの不安や疑問が出てくるかと思いますが、培養部ではそれを少しでも軽減できればと思っております。
採卵後の受精方法の確認時や培養士相談の時など、気になる事があれば何なりとご相談下さい。