ERP説明会レポート(2/2(土)開催分)
【開催日時】
2月2日(土)
16:30~18:00
【ご参加頂いた方】
・参加人数・・・72名
→ご夫婦での参加 ・・・・・・・・・・・・50名(25組)
→おひとりでの参加・・・・・・・・・・・・22名
【頂いたご質問】
Q 「検体中のIGF-1、IL-6含有量調査」とは何の意味があるのですか?
A ERP液に含まれる有効成分の量はそれぞれ異なりますので、ご自身のERP液の中に有効成分がどれくらい含まれているかを詳しく知りたい方のみ、ご希望があれば調査いたします。当院では平均的な含有量はお伝えいたしますが、それぞれのERP液の有効成分含有量はお調べいたしませんので、オプションとして設定いたしました。
Q 臨床研究期間はいつまでですか?
A 5/末までの【月経血採取申し込み】を臨床研究期間とさせていただきます。
Q 臨床研究期間ということですが、今のところ考えられるリスクはありますか?
A 自分の細胞を培養して生成するものですので、今のところ副作用は考えられません。しかし、もし副作用等の健康被害が出た場合には再生医療学会健康被害補償制度が適用されますのでご安心ください。
Q 5月末までの臨床研究とのことですが、もし研究期間内に何か問題があれば6月以降の本実施は遅れてしまうのでしょうか?
A 臨床研究期間というのはあくまで学会で報告するために、データを集めるための期間です。臨床研究期間と本実施では何も変更はありませんので本実施が遅れることはありません。
Q 複数回、子宮内膜掻把を行っているので内膜が厚くなりません。そのような場合や例えばアッシャーマン症候群のような方でも内膜は厚くなるのでしょうか?またそのような研究データはありますか?
A 当院での研究の対象となった方の中にそのような例はございませんが、海外の文献ではアッシャーマン症候群の方が幹細胞上清液を使って、内膜が厚くなった例が発表されています。
Q いままで内膜が薄いと言われたことはありませんが、効果はあるものなのでしょうか?
A 上清液の中には内膜を厚くする成分だけではなく、その他の成長因子もあるので着床不全の人には有効です。
Q 研究の際に細胞培養ができなかった人は、別の周期では培養することは可能なのでしょうか?
A 後追いはしていませんが、月経血が少ない人は細胞培養をすることは難しいです。月経血があれば幹細胞はとることはできます。
Q 採卵の次の周期は月経量が少ないのですが、その周期に月経血の採取はやめた方がいいのでしょうか?
A 月経は1ccあれば細胞培養は可能です。月経量が少なくても、なるべくとれるようお手伝いいたします。
Q 年齢によって差はあるのでしょうか?
A エビデンスが少なく年齢による差や傾向についてはわかっておりませんが、現在のところCPCから年齢による差異の報告は受けておりません。臨床研究期間でデータを集めてまいりたいと思っております。