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花粉症と不妊治療【看護部より】

花粉の飛散予測や桜の開花予報などが気象庁から発表されています。 2020年の花粉の飛散量は、例年よりも少なくなると予報されていますが、飛散開始時期は例年並みかやや早いと言われております。(日本気象協会は、2020年春の花粉飛散予測(第3報)を発表) 皆さんの中にも、毎年花粉症で辛い思いで過ごされている方もいらっしゃるかと思います。 例年この時期は、花粉症状を抱えながら不妊治療しても影響がないのか、というご質問を多数頂きますのでお知らせします。 結論から言いますと、不妊治療をしながら花粉症対策で薬を使用しても「問題ありません」。 ですので、花粉症状に対するお薬の使用を躊躇されている方はご安心ください。 ただし、ご妊娠された場合は使用されている薬によりお腹の赤ちゃんへ影響がでるものもあります。ご妊娠がわかったら早めに使用を中止して、専門医へ適切なお薬の使用をご相談ください。 そして、お薬だけでなく日常生活において改善、軽減させる事のできる方法もたくさんあります。 例えば、皆さんよくご存知のマスクやアイガード、衣類は室内干しにしたり布団は布団乾燥機を使ってみたり、加湿器や空気清浄機の利用などです。 その他には、 ①睡眠をたっぷりとり、身体と心の疲労をためない。 ② 手洗いとうがいで、カゼなどのウイルスを予防する。 ③ 根菜などの野菜や果物を中心とした食生活。 ④ 腸活、腸内フローラで腸内環境を整える。 ⑤ 運動や水分補給、食事の見直して基礎代謝を上げる。 ⑥アルコールや喫煙を控える。 このように様々な方法がありますので、ご自身に合った方法で予防と対策をされて下さい。 今年は日本でのオリンピックイヤーでもあります。例年以上に賑やかな年になると同時に、皆さんの素敵な笑顔溢れる日々となるようサポートさせて頂きたいと思います。2020年も宜しくお願いいたします。
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