訃報
4月19日(日)9時49分、院長の原利夫は享年64歳にて永眠いたしました。
原は4月7日早朝、近親者に不幸があり葬儀・告別式のため臨時休診とさせていただきました。その合間となる8日に胸の痛みを訴え医療機関を受診したところ「狭心症」との診断で緊急入院となりましたところまでは皆さまにご連絡させていただきました通りです。その後、容体は悪化し2020年4月19日9時49分心血管障害にて息を引き取りました。
今月7日からはじまった原の一連の不幸な連鎖は、とても急で、皆さまに置かれましても大変驚かれていることと存じます。まずは、生前、原を信じ、大切な不妊治療を原に託してくださいました全ての方に謹んでご通知申し上げる次第です。
原は、都内で最初に不妊治療専門施設を開業し、これまでに27年間のべ23万人の方を診察してきました。常に新しいことに挑戦し、特許出願となる治療も開発しました。そして、人を喜ばせることが大好きなお節介なおじさんでした。原の想いはこれからも当院に受け継がれていきます。そして、当院で妊娠され出産されたお子様たちが叶えてくれると思っています。
■告別式は行わず、新型コロナが落ち着いてきた頃にお別れ会を行いたいと考えております。 また、これまで原の入院に際し応援メールやお手紙をいただきありがとうございます。いただきましたメールやお手紙はご家族にお渡ししております。大変励まされるとのことで感謝を申しておりました。
■今後も診療を継続します
宮崎医師を筆頭にこれまでと変わらぬ5名の医師と変わらぬスタッフにて診療を継続してまいります。現在は、待合室の患者様間の距離を確保するために、体外受精以外の患者様の来院数を制限しておりますが、現時点で制限ができていることから人工授精につきましては当初の予定より早く来週から午後と夕方において再開を予定しています。これにつきましては週末に改めてご連絡いたします。
皆さま、どうぞ今後ともはらメディカルクリニックをよろしくお願いいたします。
医療法人社団暁慶会
はらメディカルクリニック
(2020年4月21日)