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お知らせ

胚移植方法別妊娠率、宮崎院長休診日、COVID-19ワクチン妊娠初期も可能 にNo.118

【1】胚移植方法別妊娠率
【2】宮崎院長休診日
【3】COVID-19ワクチン妊娠初期も可能に

【1】胚移植方法別妊娠率
胚移植周期の排卵までの管理方法は「①自然」「②低刺激」「③ホルモン補充」があり、これまで3方法の違いは胚移植の確実性であり妊娠率ではないとお伝えしてきました(IVFFILE31ページ3~4行目)しかし、2020年の成績では③ホルモン補充の妊娠率が他に比べて優位に高い結果となりました。

≪妊娠率(2個胚移植含)≫
34歳以下
ホルモン補充63% 自然低刺激30%
35~40歳
ホルモン補充49% 自然低刺激22%
41歳以上
ホルモン補充33% 自然低刺激31% 

参考:ホルモン補充での胚移植周期数が1154周期(全体の85.6%)に対し、自然と低刺激は合算しても194周期(14.4%)しか行っていません。症例が少ない場合は妊娠率が低くでる傾向があります。

≪胚移植ご要望書の変更≫
胚移植周期のご要望書③排卵までの管理方法選択の箇所にこの情報を追加いたします。なお「医師にお任せ」の場合はこれまで通りホルモン補充が優先されます。
https://www.haramedical.or.jp/wordpress/wp-content/uploads/2020/08/ET_request.pdf
*2020年の妊娠実績報告については現在印刷準備中です。

【2】宮崎院長休診日
8月12日(木)~14日(土)
10月2日(土)
10月19日(火)~26日(火)
・いずれも宮崎以外の医師にて診療を行います。
・8/12は夕方の診療はありません。
・休診日はありません。

【3】COVID-19ワクチン妊娠初期も可能に
6月16日配信メールNo.116にて、妊娠12週までの胎児の器官形成期はワクチン接種を避けていただくようご案内いたしましたが、6月17日に日本産科婦人科学会より新しい発表があり、ワクチンは妊娠初期を含め妊婦さんとおなかの赤ちゃん双方を守り、お母さんや赤ちゃんに何らかの重篤な合併症が発生したとする報告はないことから日本においても希望する妊婦さんはワクチンを接種することができますとの見解が示されましたので、当院も妊娠12週までのワクチン接種制限はいたしません。

(2021年6月27日)

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