梅雨の過ごし方
こんにちは。
梅雨らしい季節になり湿気も多くジメジメとした日が続いておりますが、皆様いかがお過ごしでしょうか。
今回のコラムはサロンが担当させて頂きます。
雨が降ると、なんだか憂鬱・・
寒いと外に出たくない・・人に会いたくない、会社に行きたくないなど感じたことは無いででしょうか。
1年のうち6月が最もうつ病の発症(病院へ行き診断されること)が多いと言われます。
この時期に自律神経の働きを意識しながら生活をされることは、大切な自分を守ることへと繋がると感じています。
自律神経とは大きくふたつに分かれています。
(1)交感神経・・活動的なとき発揮される神経 興奮状態・ストレス・緊張時
(2)副交感神経・・休息している状態の時に優位になる神経 リラックス時
この交感神経と副交感神経のバランスが良い状態が、元気な身体とこころの状態を作ります。
お昼間は、しっかり仕事に集中できる・・活動的に行動できること、夜はぐっすり眠れること。
この様な状態がバランスの取れている状態です。
交感神経と副交感神経は、体の器官に対しても働きます。
同じ器官が、正反対のはたらきをしながら、体の機能を調節しています。
怒っているとき、興奮しているときには、・・
・交感神経・・・血管が収縮します
リラックスしているときには・・
・副交感神経・・・血管が拡張します
つまり、交感神経が優位になると、様々な弊害が身体に出てくることがあります。
・血流が悪くなり、酸素、栄養物が行き届かなくなる
・リンパの流れが悪くなり、老廃物が溜まりやすくなるという悪循環におちいります。
もちろん、交感神経を優位にさせなければならない事もあります。
例えば、仕事中や勉強中などは、交感神経が優位になっていなければ集中力が低下し、良い仕事ができません。
ですが、この交感神経を優位にさせるためにも、副交感神経も優位にさせ、バランスを取ることが大切です。
では、この副交感神経を優位にさせるためには、どのようにしたら良いのでしょうか。
自律神経のバランスをとる方法は沢山ありますが、その中でも、簡単に出来る方法をお伝えしたいと思います。
(1) ゆっくりと息を吐くこと
(2) ゆっくり食事を摂る事
(3) 自分のための時間を取ること
ついつい、急いでいませんか。
食事をつい簡単に済ませてしまっていませんか。
ゆっくりとした呼吸で一旦リセットし直すことも返って効率がはかどることもあるかと思います。
次に、環境はいかがでしょうか。
五感に響くものを、調整することも重要です。
「光」
電球ですが、オフィスなどの電気は仕事用でかなり明るくなっています。
自宅では、寝室だけは蛍光灯ではなく、間接照明などにしてみたり、目に光が当たらないよう注意しましょう。
「香」
寝室では、特にゆったりできる好きな香りにされると良いでしょう。お香やアロマを利用してリラックスに導くことも挑戦してみると良いでしょう。
その際にも、好きな香りから選らんでみると良いと思います。
リラックスのお勧めとしては
ラベンダー、オレンジ、サンダルウッド、カモミール、などです。
「音楽」
今はCDショップで様々な音楽が視聴できますが、好きな音楽といってもロックでは副交感神経が優位になりにくいです。
ゆったりとしたテンポの癒し系の音楽がお勧めです。歌詞の無い、意味を考えなくてもいいもの。
軽めのクラシック、川や波音、雨音、虫や鳥の音もお勧めです。
また簡単に出来る方法として「呼吸法」がです。
呼吸だけは、速くしたり、逆にゆっくりとさせることが可能です。
正しい呼吸法を身に付けると、副交感神経の働きを正常にし、交換神経とのバランスを整えることが出来ます。
吸う長さと履く長さを1:3にします。また吐くことを意識しながらゆっくり吐きます。
起床時や、休憩時間、就寝前などに是非お試しください。