不妊症・男性不妊・人工授精・体外受精・胚移植・AID・精子バンク等の不妊治療・不妊専門クリニック。
お知らせ

本日WEB予約システム一時的使用不可、不妊治療の保険適用、年齢回数制限、これから体外受精をされる方へ、 No.128

【1】本日WEB予約システム一時的使用不可
【2】不妊治療の保険適用

【1】本日WEB予約システム一時的使用不可
本日12月17日(金)、下記の時間において、Web予約システムが一時的に使用できなくなります。御利用の皆様方にはたいへんご迷惑をお掛けいたしますが、ご協力のほどどうぞよろしくお願いいたします。

システム停止時間:2021年12月17日(金) 16時30~22時00 
*作業の進行状況により時間が前後する可能性があります。

【2】不妊治療の保険適用
来年4月から開始予定の不妊治療の保険適用について、一昨日開かれた厚生労働省と中央社会保険医療協議会の総会で具体的な考えが示されました。

▼保険が適用される治療
①検査や排卵誘発剤など(全てではない)
②夫婦間の人工授精(非配偶者間人工授精は法律が整備されていない部分があるため今回は見送り)
③体外受精・顕微授精。ただし、
・年齢と回数の制限あり
・全ての治療が保険適用されるわけではない。
・保険が適用される具体的な治療名については、現在も協議中

▼年齢と回数制限
体外受精、顕微授精の保険適用は、女性の年齢に応じた制限が設けられる見込みです。
[39歳以下]最大6回まで保険適用、それ以降は自費

[40歳~42歳以下]最大3回まで保険適用、それ以降は自費

[43歳以上]保険適用なし

▼現行の助成金について
来年4月以降の保険適用後は、助成金は廃止されますが、3月までに開始した体外受精が、4月以降にかけて続いた場合は1回に限り助成金の対象となる見込みです。

▼これから体外受精をされる方へ
体外受精のやり方は何通りもあります。周期の状態に合わせて治療を選択することで高い妊娠率を目指します。来年3月までは、費用を自費で支払い、その後助成金を申請して頂く、というこれまで通りの方法です。しかし、来年4月以降は[①保険の治療][②自費の治療][③自費と保険を組み合わせてOKな治療]の3種類が混在します。通常、同日に1つでも[②自費の治療]があると、他の治療が全て[①保険の治療]であっても、費用は全て自費になります。これは保険と自費を同日に使用出来ない混合診療禁止のルールがあるからです。費用が自費に統一されるため、治療の選択によって支払う費用が大きく変わります。そうすると本来は実施が望ましい治療であっても、費用の問題から止める選択をすることもあります。また、それは妊娠率に影響することもあります。このように、4月以降はこれまでのような自由な組み合わせができない場合があります。なるべく自由な選択を希望される方は助成金が適用される3月までの期間を有効に活用してください。

まだ体外受精はしていないけれども、いずれ考えているという方は、知識だけでも早めに取り入れておくことをおすすめします。早い段階で様々な治療方法を検討することは、ご自身の選択枠が広がります。
当院では体外受精説明会を月1回開催しています。参加方法は、来場とzoomの2方法ありますので、是非お話を聞いてみてください。
https://www.haramedical.or.jp/support/briefing

(2021年12月17日)

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