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体外受精説明会レポート(2021年11月20日(土)開催分)

【開催日時】
2021年11月20日(土)
16:30~18:00


【ご参加頂いた方】
・参加人数・・・98名(Zoomでの参加含む)


【頂いたご意見】
・わかりやすい説明で良かったと感じました。スライドの資料もいただけるとなおよかったです。
・私たちに寄り添ってくださる、という気持ちがとても伝わり安心できました。
・データを出してもらえるのが病院選びの指標となるので患者にとってはとてもありがたいです。


【頂いたご質問】
Q メラトニンについて詳しく教えてください。
A  メラトニンは脳の松果体から出るホルモンで、概日リズムの調節作用を持ちます。不妊においては抗酸化作用があり卵子をストレスから守る働きがあります。

Q 精子の成績が悪いのですが、どのサプリが良いのでしょうか?
A  SOサポートと亜鉛がおすすめです。

Q 精子の運動率を上げたいのですが、どうしたらいいでしょうか?
A  精子の通路に問題があったりすることもあるのでまずは男性不妊外来を受けてみるのをおすすめします。

Q 亜鉛はたくさん摂っていいのでしょうか?
A  亜鉛には1日の摂取量の上限があります。食事からの亜鉛で過剰になることはありませんが、サプリを取るときは一日の摂取量の目安を守ってください。

Q はらメディカルクリニックでサプリを購入するとすると、亜鉛とSOサポートどちらの方がいいのでしょうか?
A  亜鉛は帰りにドラッグストアでも買えるので、まずはSOサポートにしてはいかがでしょうか?

Q SOサポートととはどういったサプリですか?
A  抗酸化作用をもつコエンザイムやオメガ脂肪酸のサプリ、精子の質に働きかける作用があります。

Q 男性不妊外来に行くとするならばどこがお勧めですか?
A  普通の泌尿器科ではなく不妊に特化した生殖の専門医がいるところが良いと思います。当院は第二第四土曜に専門医の外来があります。

Q 男性不妊外来で行う検査はどんなものがありますか?
A  採血、採尿でかなり細かい項目を検査します。その他問診や超音波も行います。

Q どうやって初診をとればいいのでしょうか?
A  本日、受付でお取りいただけます。

Q 海外在住でコロナが流行してからの海外から帰国した人の制限はありますか?
A  国で規定されている隔離期間が終了していて、陰性証明書があれば来院可能です。

Q 海外に住んでいるのですが、初診のどうやって取ればいいのでしょうか?
A  WEBやお電話にて予約することが可能です。

Q 年齢のせいか月経開始日が分かりづらいのですが、どうしたらいいでしょうか?
A  まずは月経が来たら来院して頂き、採血や超音波検査などでみた方が確実です。また、お薬で月経開始をコントロールする事が可能なので診察で相談してみるのも1つですよ。

Q 今年度中に移植まで可能でしょうか?
A  年末年始の休診があるので、月経の周期によっては12月の採卵が難しいかも知れない。その関係で年明け1月に1回目の採卵周期になる可能性がある。移植については採卵でとれた卵胞の状態や胚次第となる為、今年度中に必ずできるとは言えません。まずは一度診察で来院して医師とスケジュールだったり方針を考えてはいかがでしょうか。

Q 前院で死産したばかりですが、初診予約を取っても大丈夫でしょうか?
A  初診予約は可能です。ただし、母乳がでなくなってから2回生理が来ないと不妊治療は開始できません。

Q 着床前診断はできますか?
A  現状、当院ではできません。

Q はらメディカルクリニックで凍結した胚を他施設に移送し、着床前診断をすることはできますか?
A  可能です。ただし、他施設で着床前診断した胚を当院に戻すことはできません。日本産婦人科学会より、着床前診断した胚は実施施設で胚移植することになっています。
また、当院で凍結した胚を着床前診断するとなると、一度融解する必要があるので、胚の質が悪くなります。着床前診断をご希望であれば、はじめから着床前診断を実施している施設で採卵することをお勧めします。

Q 他院で子宮筋腫があるといわれました。胚移植前に手術で筋腫を取った方がいいのでしょうか?
A  筋腫のある場所や大きさによります。医師の判断に従ってください。

Q 妊娠実績表に2個移植とありますが、皆さん2個移植を選ばれるのでしょうか?
A  基本は1個移植からです。2個移植できるのは35歳以上か、2回胚移植をしても妊娠されなかった方です。

Q 排卵誘発を低刺激で行っている施設もありますが、なぜはらメディカルクリニックは中刺激なのでしょうか?
A  当院では、1回の採卵でなるべく多くの卵子を負担なく採取できるように中刺激~高刺激をメインの誘発としています。低刺激だと、採取できない卵子が出てきます。その中に質のいい卵がある可能性があるので、そういった卵を逃さないようにこのような誘発量にしています。ただし、誘発方法採卵周期2,3日目のホルモン値、AFCによって決まります。

Q LHサージの薬剤種類が複数あるのはなぜでしょうか?
A  基本的にオビドレルを使用します。これは注射薬なので採卵2日前の夜にご自身で注射していただきます。どうしても自分で注射が打てない場合はスプレキュアという点鼻薬になります。
採卵結果により、未成熟卵が多い場合など、次周期は薬を2種類使ったり、単位量を倍にしたり工夫します。

Q 他院で体外受精を行っており、うまくいっておりません。こちらの着床不全外来を受けたいのですが、初日から検査を受けることはできますか?
A  当院の着床不全の検査には、一次スクリーニングと二次スクリーニングがあります。一次スクリーニングは初日から可能です。二次スクリーニングは、週末、祝日祝前日は検査ができませんので、初診にいらっしゃる日によってはできません。

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