お知らせ
着床前診断PGTの開始、WEB予約システム一時使用不可No.132
【1】着床前診断PGTの開始
着床前診断PGTとは、受精卵の染色体(DNAの集合体)を調べる検査です。これは、体外受精で得られた胚盤胞を、子宮に移植する前に、その胚盤胞の染色体を検査し、正常な胚を選択して移植することで、1回の胚移植あたりの妊娠率・出産率を上昇させ、流産率を低下させる目的で行います。既に複数の不妊治療施設でPGTを行っており、当院も2月1日よりこの運用を開始します。
■着床前診断PGT後の妊娠率・流産率
妊娠率 約66%
流産率 約10%
PGTをしない場合、妊娠率は35%前後なので、PGTをすると1回の胚移植あたりの妊娠率が高く、流産率が低いことがわかります。
■着床前診断PGTできる方
・胚移植後の不成功が2回以上ある
・流産が2回以上ある
・夫婦のいずれかに妊娠に影響する染色体構造異常がある方
■PGTの詳しい説明、当院での検査の流れ、費用については以下の動画をご覧ください。
https://youtu.be/rhSMtw3NHe0
■PGT適用診断は2月1日より開始
動画を最後まで視聴いただき、PGTを希望する方は、2月1日以降にWEB予約システムより【着床不全・PGT(着床前診断)外来】をご予約ください。
【2】WEB予約システム一時使用不可
臨時メンテンナンスのため、下記の時間においてWEB予約システムが一時的に使用できなくなります。ご利用の皆様方には大変ご迷惑をお掛けいたしますが、ご理解のほどどうぞよろしくお願いいたします。
システム停止時間:2022年1月31日(月) 18時00~18時30分
*作業の進行状況により時間が前後する可能性があります。
(2022年1月30日)