不妊症・男性不妊・人工授精・体外受精・胚移植・AID・精子バンク等の不妊治療・不妊専門クリニック。
体外受精説明会のレポート

2020年2月28日(土)体外受精説明会レポート

【開催日時】
2月28日(土)
14:00~16:30
【ご参加頂いた方】
・参加人数・・・100名
→ご夫婦での参加 ・・・・・・・・・・・・86名(43組)
→おひとりでの参加・・・・・・・・・・・・14名
・クリニックの通院について
→当院通院中の方 ・・・・・・・・・・・・55名
→他院通院中の方 ・・・・・・・・・・・・45名
・体外受精の経験
→あり ・・・・・・・・・・・・17名
→なし ・・・・・・・・・・・・21名
→回答なし・・・・・・・・・62名
【頂いたご意見】
・院長先生は早口、もごもごしていて聞き取りづらかった。診察時も質問しづらい雰囲気でやめてほしい(改善してほしい)。臨床医は「サービス業」です。培養士さんは説明が分かりやすかったです。サロンの人の声が小さくて聞こえなかった。
・説明がとても分かりやすかったです。普段聞くことの少ない培養士さんからの説明で、不明な点が解決されました。いい機会を設けて頂いてありがとうございました。
・とても分かりやすい説明をありがとうございました。
・他院では説明がなかったことがたくさん説明があり大変勉強になりました。
・他院からの転院ですが治療の選択肢が多いのはとてもうれしいです。説明会の中でも妊娠するまでのいろんな方法が相談できそうで期待します。
・より詳しいお話を聞くことができて大変勉強になりました。動画などもありイメージがしやすくわかりすかったです。
・サロンの説明が声が小さく聞き取りにくかった。人数が多かったので仕方ないと思うがスライドが見にくく分かりにくい部分があった。席の誘導案内を積極的にされるといいのでは?どこに座っていいのかわからない人を多数見かけたので。お菓子と野菜ジュースありがとうございました。きめ細やかな心遣い嬉しかったです。来院が始まる際にはどうぞ宜しくお願い致します。
・先生のお話が少し早すぎて分かりづらかったですが、他では聞かなかった情報や病院の選び方を教えて頂き良かったです。実際の処置のところや映像が見れて分かりやすかったです。はらメディカルは色々な職種の方のチーム医療がしっかりなされている病院だという事がわかり、来れてよかったです。ありがとうございました。
・ご多忙なところありがとうございました。体外を行うにあたり有意義でした。先生のお話は所々聞き取りづらい部分がありました。業務の方の助成金のご説明は一部分からないところがありもう少し細かくお聞きしたかったです。サロンの説明はマイクが入っていませんでした。後方の受付の方がお気付きになればよかったのですが…。忌憚なく書かせていただきましたが全体を通してありがたく思っています。
・大変分かりやすい説明と資料でした。ネット等に多くの情報があふれており、見るたびに思い悩んだり落ち込んだりすることもありますが、色々なことがすっきりしたように感じました。今後の方針なども少し役立ちました。ありがとうございました。飲み物やお菓子のお心遣いもありがとうございます。
・サロンの説明、声が小さくて聞こえない時が多かった。
・分かりやすく来てよかったです。
・宜しくお願いします。
・声が聞きにくい人がいました(音量?)
・大変勉強になりました。ありがとうございました。
・説明会を始める前に携帯電話の着信音を再度確認するように声をかけたほうがいいと思いました。どうしても気になって。
【頂いたご質問】
Q 6日目胚盤胞での移植では女の子が生まれやすいと聞いたのですが本当ですか?
A 5日目と6日目の胚の方の性比を比較すると、XXに偏るという報告はあるが、それが絶対にあてはまるわけではない。また5日目でできた胚の方が、妊娠率が高く、染色体異常の割合が低い事も知られている。第一選択としては5日目で出来た胚盤胞の方が妊娠には近道であると考えられます。
Q 初期胚移植、胚盤胞移植とではどちらがいいのか。
A 初期胚移植では、その中から、着床する能力があるかどうかを選別することが難しい。着床直前の胚である胚盤胞まで培養する事で、着床する能力のない胚を選別できるので、無駄な周期をETに使う事を避けることが出来ます。
Q IVFとICSIではどちらのほうが良い精子が受精するのか。また、その胚が妊娠した際、胎児に起こりうる影響は?
A IVFの場合には、精子の膜タンパク機能、運動性に問題がない精子が受精すると考えられます。またICSIの場合には倍率をあげ、形態的に正常な精子を授精に供すが、の異常は見た目では分からない。二つの受精方法共に、核内の異常については分からないので、一概に良い精子が受精するのかどうかの判別は難しい。
ICSIの場合、男性不妊の患者様のお子様が男子であった場合は、その異常がY染色体の変異に起因することが多いため、それを受け継ぐリスクはある。加齢による影響なども考えられるため、受精方法の違いが胎児にどのような影響を与えるかについては分かっていない。
Q ICSI時に精子のしっぽを切るのはなぜか。
A 切るわけではなく、傷をつけ、運動性を失わせるため。
Q 凍結精子のデメリット、メリットについて教えてください。
A 耐凍性に個人差があるため、凍結のダメージにより、融解後の所見が悪くなってしまう可能性があることがデメリットとしてあげられる。メリットとしてはご主人の精子が当日用意できなくても体外受精や人工授精ができる点であるが、デメリットの方が大きいため、なるべく当日にご用意いただく方が良い。
Q 着床前診断を実施してもらえますか?
A 申し訳ございませんが、当院では実施しておりません。
Q 体外受精希望。遠方なので、通院回数を減らしたいが可能でしょうか?
A 自己注射練習を受けて頂ければ、診察のみの来院になるので可能です。
Q LAHは必要でしょうか?
A 凍結や加齢の影響で透明帯が硬くなっていることがあるので、孵化を補助する為に必要と考えます。

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