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不妊治療の終結を一緒に考える会のレポート

不妊治療の終結を一緒に考える会 第7回開催レポート (6月20日(土)開催分)

不妊治療の終結を一緒に考える会 第7回開催レポート 
【開催日時】2015年6月20日(土)18:00~19:45
【ゲスト】Fineピアカウンセラー中辻尚子様
【ご参加頂いた方】
→ご夫婦での参加・・・・・・・・・・・・12名(24組)
→お一人での参加・・・・・・・・・・・・9名
【司会を担当した心理士報告】
7回目の開催となった今回は、33名の方々がご参加くださいました。
過去に開催した内容と進行はほぼ同じですが、今回の会場の設営が残念ながらセミナー形式しか対応できず、どうしても固い雰囲気から抜け出せなかったように感じます。しかし、会を構成する参加者の皆様は毎回違いますので、話題として上る内容や盛りあがり方はその回毎に異なります。
【参加後の感想】
ご参加いただいた皆様の感想を抜粋してご紹介いたします。
・何をきっかけに終結を決めるか迷いました。決めていた年齢でやめようと思っていたのですが、それでいいのかと思うようになりました。どのようにしても心に悔いは残るのかとも思いました。
・終結した後にどんなことを考えるのかについて、イメージが持てた。たとえば、老後についてより早期に夫婦の話題に上る、など。また、養子縁組の話しも、少し具体的に行動した方が良いと気付かされた。
・同じような悩みを皆さんが感じているということが改めてわかりました。それぞれの夫婦で考え方が違うので、何が正解ということではなく、自分たちが納得すれば良いと思いました。ありがとうございました。来てよかったです。
・終結の具体的な判断基準がほとんどなかった。
・人生の選択は自分が思っていたよりも広いと感じた。
・終結しやすくなると思いきや、自分で考え、悩まないとだめなのかな~と感じました。
・NPO法人Fineの存在を初めて知りました。私も実体験など、活動してみたいと思いました。
・夫婦でしっかりやめ方を話し合いたいと思います。
【会を振り返って】
治療を終結するための何らかの判断基準が見つかるかも、という期待を持ってお越しになることも多いと思いますが、「こうしたら終結できますよ、こうなったら終結の良いタイミングです」といったことはなかなか見つからないのが現実です。それは、皆様の状況やお考えが違うからだと思います。
だからこそ大変です。なかなか答えが見えてこないかもしれないからです。しかし、それをご夫婦で共有したり、焦らなくて良いのだなと自分に言えたりすることは、何らかの助けになってくれると思います。
この会がそのきっかけとなりましたら幸いです。
余談ですが、今回は特に、男女間のコミュニケーションの齟齬についての話題が多く上りました。自分たちだけではなく、ほかのご夫婦も同じようなことでケンカしたり悶々としたりしているのね、とわかるだけで気持ちは軽くなるものですね。
次回の開催は未定ですが、決まり次第ホームページでお知らせいたします。
ありがとうございました。

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