5月の症状にあわせた改善ツボについて
こんにちは、サロンです。
日中は汗ばむくらいの初夏の陽気が続きますが、皆様いかがお過ごしでしょうか。
5月の季節によく患者様が訴える症状として
疲れがとれないが眠れない、睡眠十分とっていてもだるくて眠い、気力がわかない、ストレスが溜まる等の症状がでる方がいます。
正式な病名ではありませんが五月病といわれている症状で、4月にはいり新しい環境に適応しようと心身ともに疲れが溜まりやすい時期になります。
そこで、簡単に探せる東洋医学的な視点からみる5月の疲れやストレスを解消してくれるツボをご紹介します。
◆百会(ひゃくえ)◆
別名「百の数、数多くの気(血液)が出会う処」と書きます。すなわち、体中の血液がこの「百会」を通過するという意味になります。
全身の血流を促進し、頭痛や重だるさを、不眠症、たちくらみ、を解消してくれます。
探し方→頭のてっぺんと左右の耳を繋いだ線の延長上 に交わる部分に位置します。
◆内関(ないかん)◆
東洋医学で言う心包("心"=精神状態、自律神経系を守っているもの)とつながっていて、胸から胃にかけての痛みや不快感を治す効果があります。緊張感を和らげ、乗り物酔い、二日酔い等にも効果的です。
探し方→内側手首を曲げたときにできるシワから指3本分です。縦2本のすじの間にあります。
◆神門(しんもん)◆
東洋医学では"心系のツボで、心の役割は血液を全身に送り出すだけでなく、精神面をコントロールする中心的な役割を担っているとされます。 精神的にリラックスさせ、上半身のほてり、動悸、むくみなどに効果的です。
探し方→小指側で手首の内側、折れ曲がるシワの線上にあります。
◆失眠(しつみん)◆
中国語で、不眠を表したツボの名前です。深い眠りにつけ、むくみにも効果があります。足裏を刺激すると血液や水の循環に効果的で、熱く感じるまでお灸をするのがおすすめです。
探し方→かかとの真ん中。かかとエリアがわかりにくい人は、親指と人差し指で輪を作り、かかとを丸く囲んだその中央です。
腰や、背中でなく自分でも触れる頭や手、足裏なのでぜひ、体の癒しツボをゆっくり押してリラックスしてみてください。