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お知らせ

新見解の着床前診断PGTに関して学会より内容訂正の連絡がありましたNo.146

着床前診断PGTが新見解にて臨床になる件については8月28日No144、9月1日No.145でお知らせしましたが、その後、学会より内容訂正の連絡がありましたのでご連絡します。

訂正①:2個移植は不可へ
当初学会はPGTが臨床になるため2個移植可能という説明でしたが、その後訂正され、単一胚移植しか認められないという方針に変更されました。

訂正②:採卵とPGTは同一施設でないといけない
Aクリニックで採卵をして胚を凍結した後、それをBクリニックに移送してBクリニックでPGTを行うことは禁止するという明確な方針が発表されました。採卵とPGTは同一施設でのみ行えます。

訂正③:保険胚へのPGTは混合診療の可能性がある
8月28日No144にて、厚生労働省からの書面通達がないので各医療機関によって解釈が分かれることをお知らせした部分です。これについて学会より後日通達があり、保険胚へのPGTは混合診療の可能性を十分検討するようにとの内容です。これを受けて当院でも原則保険胚へのPGTは行いません。

■再度PGT同意書が変更になります
学会の内容訂正に伴い、着床前診断PGT同意書の内容が再度変更されますので、今後配布分については内容を変更(更新)した同意書をお渡しします。また、既に9月1日~3日にかけて配布した1版前の同意書については事実上効力は同じであるためそのままお使いいただけます。

(2022年9月5日)

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