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ブログ・体外受精説明会レポート

体外受精説明会レポート(1/16(土)開催分)

【開催日時】
2021年1月16日(土)
16:30~18:00


【ご参加頂いた方】
・参加人数・・・69名(Zoomでの参加含む)


【頂いたご質問】
Q 今まで他院では人工授精のみ実施してきました。採卵は痛いですか?
A 麻酔をご希望いただけますので採卵中はお痛みはありません。ですが、手術後は重めの生理痛のようなお痛みが続く方もいらっしゃいます。お痛みが強ければお薬を飲んでゆっくり休んでから退院ができます。

Q 卵管造影検査で卵管狭窄との指摘を受けました。採卵結果に影響しますか?
A 採卵手術の際は卵管を通るわけではないので関係ありません。

Q 誘発剤についてですが自分で注射を打つ方や他の病院で打ってもらう方、はらメディカルクリニックでうつ方、どれが多いのでしょうか?
A はっきりとデータをとっているわけではないのでわかりませんが、頻繁に通うのも大変なのでご自身で打つ方もたくさんいらっしゃいます。自己注射練習の予約を取っていただいてご主人様が奥様に打っても大丈夫です。

Q 夫が平日は仕事のため必要な日に精子を準備できるかわかりません
A ご自宅で採取いただき、3時間以内に持ち込めるのであればご自宅での採取でも問題ありません。当院での一番早いご予約時間の枠ですと8時40分になります。その時間に採取してそのままお仕事に行かれる方もたくさんいらっしゃいます。また、凍結精子を念のため保存しておく方法もあります。ただし新鮮、凍結の精子を比較した際には新鮮精子の方が状態は良いです。

Q 今まで3回化学流産を繰り返しています。はらメディカルクリニックの着床不全外来に興味がありますが、検査等一通りのことは他院で行っていますが、そのデータを持参してセカンドオピニオンのような形で伺うことはできますか?
A もちろん大丈夫です。

Q PGT‐Aを実施し正常と判断された胚を移植したこともありますがだめでした。PGT‐Aについてどのようにお考えですか?
A 実施数や認知率などの点において日本では米国などと比べると遅れている傾向にあります。実際に育った胚から一部を採取し行う検査ですので実施数が少なければそこに技術の差が出てくると考えます。今回のように検査で問題ない胚でも移植後妊娠成立しない可能性もありますし、色々課題の多い検査だと考えております。

Q 移植を自然周期で行った場合、移植が日曜日にあたった場合はどうなりますか?
A 移植周期の11日~12日目ごろにご来院いただき内膜の状態とホルモン値を確認し移植日を決定します。移植にあたる日が日曜日の場合はその周期は見送りとなる場合もあります。

Q 4年前に夫がはらメディカルクリニックで精子検査を受けました。今後夫婦で治療を検討していますが、もう一度受けてもいいのでしょうか。
A もちろんです。4年前と今では精子の状態が変わっている可能性もありますので最新の状態を知るためにも是非受けてください。当時とは異なり追加でできる検査も増えております。

Q 平日フルタイムで働いています。治療する場合、院内での待ち時間など、仕事との兼ね合いが心配です。
A 混雑具合は日によって異なりますが、土曜日はやはり混雑します。平日の午前や午後は比較的お待たせすることは少ないイメージです。ただ、採卵や移植などは体の状態に合わせて日程を決めていくので、多少お仕事の予定を都合できないと治療を続けるのは難しいです。

Q 40代前半ですがそのくらいから治療を始める方もいますか?
A たくさんいらっしゃいます。ただし、成績や結果が大きく変わってくる大事な1年なので始めるのであれば少しでも早い方がいいです。

Q ジェイゾロフト、メイラックスを服用していますが治療してもよいでしょうか?主治医から許可はでています。
A 問題ありません。(医師に確認)

Q 夫が海外出張中でほとんど日本に帰ってきません。先に初診や必要な検査をしても大丈夫でしょうか。
A 入籍していて夫婦同姓であれば奥様だけ先に初診に来ていただいてかまいません。本来であれば、夫の精子検査・感染症検査は初診から1ヶ月以内に行わなければなりませんが、海外出張中であれば、帰ってきたタイミングで夫側の必要な検査をしてください。

Q 妻側の検査だけは先にやってもいいのでしょうか。
A もちろん行っていただけます。

Q 夫が日本にいる間に、精子の凍結を希望していますが、何日空けて凍結したほうがいいですか。
A 適当な禁欲期間は2~6日ですので少なくとも2日は空けましょう。

Q 夫が海外にいても体外受精はできますか。
A 可能です。凍結精子を使用して受精操作ができます。ただし、夫婦直筆の同意書が多く必要なので、夫が日本にいる間に必要書類を当院HPよりダウンロードし、署名をしてもらってください。

Q 無精子症と診断されていて第3者からの精子提供を希望しています。
A 当院での提供精子を使用した治療はAID(ドナー精子を使用した人工授精)のみとなります。ご希望の場合は別途お問い合わせください。

Q 妻が卵巣嚢腫があるといわれました。体外受精はできますか。
A 可能です。ただし、腫瘍の程度が分からないので排卵誘発の方法や、先に腫瘍をとるべきか等、医師と相談してください。

Q 採卵時のオビドレルはいつですか。時間は指定の時間ですか。
A オビドレルは採卵の2日前の、22時~22時30分の間に必ず実施してください。採卵の時間から逆算して打つ時間が決まっているので、時間通りに実施していただきます。

Q 採卵前日の禁食後に眠剤は内服しても大丈夫ですか。
A 採卵決定の際にOS-1をお渡しするので、OS-1で内服していただいて問題ありません。

Q ET周期でSEET法を実施する方は多いですか。痛みはありますか。
A ほとんどの方が実施しています。注入時間もあっという間で、痛みもほとんどありません。

Q ET後は体を冷やさないほうがいいですか。
A 体が冷えていると血流が悪くなってしまい子宮に血液が行きにくくなってしまうことがあります。今は気温も低いのでできるだけ体は冷やさないように心がけてください。

Q 採卵時痛みはありますか。
A 採卵の際は麻酔を使用するので、寝ているうちに処置は終了します。採卵後に痛みがある場合は、看護師にご相談ください。

Q 採卵はどのくらい時間がかかりますか。
A 採卵は10分程度で終了します。当日は8時30分に来院していただき、退院が13時頃の予定です。

Q どの受精方法がいいかわかりません。
A 当日培養士から説明があるので、その際にご相談ください。現在旦那様の付き添いはご遠慮いただいていますので、旦那様とも相談されたい場合は電話を繋いでいただいてもかまいません。

Q 採卵周期に入る際、予約が取れない場合はありますか。
A 採卵周期の場合は特別枠があるので、HPから予約ができない場合はご連絡ください。

Q 採卵時のOS-1はいつまで飲んでいいですか。足りないときはどうしたらいいですか。
A OS-1は採卵当日の朝8時までになります。お渡ししたものが足りない場合は、薬局に売っているので購入していただいてかまいません。

Q 採卵周期の注射は毎日ですか。
A 毎日注射する場合もありますし、注射しない場合もあります。月経2・3日目のホルモン値、AMH、AFCなどから医師がスケジュールを立てるので、周期に入る際医師にご相談ください。

Q 不安がいっぱいあるのですが、治療を進めて大丈夫ですか。
A 不安なことがある場合はその都度ご相談ください。当院では相談枠も設けています。

Q 採卵での副作用(OHSS)は多いですか。
A OHSSにならないよう、予防的にお薬使用することもあり、副作用ができるだけ出ないよう対応させていただきます。卵がたくさん採れた場合軽度のOHSSになる方もいらっしゃいますが、入院が必要な程度の重症になる方はほとんどいません。

Q 採卵周期と移植周期の通院回数は何回くらいですか。
A 採卵周期は少なくて3回目で採卵日になります。注射だけで来院する日も出てくることがありますが、来院回数を減らしたい場合は自己注射をおすすめします。自己注射の前に練習が必要ですが、30分くらいでできると思うので希望があればご相談ください。
移植周期のホルモン補充では、早くて4回目の来院が移植日になります。移植のスケジュール作成は電話診療でも可能なので、来院回数を減らすこともできます。低刺激・自然の場合は排卵日が特定できないと移植日が決定できないので、来院回数は多くなることが多いです。

Q 遠方から通院している方もいますか。
A 沖縄県など遠くから通院している方もいらっしゃいます。

Q 月経が今周期は来てしまったのですが、早くていつから採卵周期に入れますか。
A 今周期は月経が来てしまっているので、次周期から採卵周期に入ることは可能です。

Q 採卵の時は局所麻酔ですか。
A 当院では静脈麻酔になるので、寝ている間に終わります。

Q 移植時は坐薬を使用しますか。
A 当院では基本的に膣坐薬を第一選択にしています。患者様希望で内服薬にする方もいらっしゃいます。

Q 前医では薬漬けのようにたくさん薬が出たのですが、薬をへらしてもらうことはできますか。
A 薬を使用したくない周期や、採卵で高刺激を希望しない場合は診察時医師にご相談ください。

Q 痛みについて。採卵は痛いですか.
A 静脈麻酔を使用しますので、寝ている間に終わるかと思います。誘発の注射の方が痛いかもしれません.

Q 初診は今日届いたメールからでいいですか。
A はい。

Q AIHは何周期かやってからIVFにすすむべきですか。
A ご夫婦のご希望によります。状況や年齢などもそれぞれ違うので。すぐに体外受精にチャレンジしたい人もいますし、タイミング、人工授精を試してからステップアップするご夫婦もいます。

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