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体外受精説明会レポート(2022年4月16日(土)開催分)

【開催日時】
2022年4月16日(土)
16:30~18:00


【ご参加頂いた方】
・参加人数・・・171名(Zoomでの参加含む)


【頂いたご意見】
・体外受精について全く知識がなかったものの、今日の説明会でよくわかり、どのように治療を進めていけばよいかよくわかりました。夫とも情報を共有し、早く治療を開始しようと思いました。
・ありがとうございました。
・実際の流れや料金について大変分かりやすかったです。選択肢も多かったですが、メインのものは理解できました。
・不明点もわかりやすく、いい時間でした。
・体外受精を何度か経験していても知らないことがいくつかあったので聞いて良かったです。費用の説明も最初に詳細に聞けるのはありがたいと思いました。
・改めて妊活について考え直すいい機会になりました。説明もわかりやすく非常に為になりました。
・みなさんの説明がわかりやすく、利益よりも患者さんの妊娠を最優先して話してくださっている感じがしました。私は他のクリニックで体外受精の経験がありますが、それでもきちんと理解できていない部分もあり、今回の説明会で理解することができました。4月から保険診療がスタートしますが、私は年齢的に対象外なので聞いていて本当に安くてうらやましかったです(笑)もっと早く開始すればよかったと心から思います。今回の説明会は若そうな方が多くてよかったです(これから始める人はなるべく辛い思いをしてほしくないので)。はらさんに転院していい結果が出せるといいです。
・わかりやすく説明いただいたと思います。
・動画がよかったです。


【頂いたご質問】
Q アスタキサンチンは飲んでも大丈夫ですか。
A  問題ありません。

【頂いたご質問】
Q コロナワクチンは摂取しても大丈夫でしょうか。
A  問題ありません。

Q 採卵希望の際、いつ来てもいいのでしょうか。
A  採卵周期希望の方は月経開始2~3日目までに来院して頂いています。

Q AMHが低いのですが改善のためにできる事はありますか。
A  DHEAサプリメントがおすすめです。改善というよりも今の値をキープするイメージになります。

Q 説明会での受精方法などの説明が難しく、理解できなかったです。
A  不妊治療についての知識が全くない状態ですと少し難しい内容だったかもしれません。治療を開始する際に受付からのコンサルがあったり、受精方法に関しては採卵当日にその日の卵子と精子の状態を踏まえて培養士より詳しく説明もいたしますのでご安心ください。

Q DFI検査は希望すればできますか。
A  できます。ただ、DFI検査のみの実施はできないので一般的な精子濃度や運動率などの調べる検査も一緒に行う必要があります。

Q レスベラトロールを飲んではいけない時期はいつですか。
A  移植周期は避けてください。

Q 他院にて高刺激で採卵数2個でした。自分にあう誘発方法はやってみないとわからないと言われましたが、採卵数などを検査などであらかじめ知る方法はないですか。
A  AMHやホルモン検査、エコーなどで見ていくしかないです。刺激の方法や種類の違いでどのくらい卵が育ってくるか、どのくらい採卵できるかは周期によっても異なってくるので、やってみないとわかりません。

Q 最初の病院では腺筋症疑い、2院目ではそのような所見は見られないと言われました。そのようなことはあるのでしょうか?また腺筋症の場合、治療はできますか。
A  医師の診察にてご相談ください。腺筋症の治療は当院では行っていないので、他院を紹介する形になると思います。

Q IVFのデメリットとして挙げられていた多精子受精はなぜデメリットになるのですか。
A  多精子受精が起こると染色体数が異常になるため、その卵は妊娠に至らないからです。

Q 子宮筋腫と卵巣嚢腫のOPEをしてから月経周期が乱れた気がします。関係はありますか。
A  医師の診察にてご相談ください。

Q 月経周期が不順ですがどのタイミングでいけばいいですか。
A  月経周期2.3日目でご来院していただくとスムーズです。

Q 夫が無精子なのですが提供精子の治療について詳しく教えてほしいです。
A  HPに記載されている必要書類のご郵送と初診登録を行って頂き、書類内容に不備がなければ初診のご予約をとって頂きます。そして初診に来ていただいてカウンセリング等を行い実施という流れになります。IVF-Dは夏頃開始予定ですがAIDの実施回数で順番に行っていくのでまだAIDをやっていないのであればしばらくできないと思います。

Q 待ち時間はどのくらいになりますか。途中外出できますか。
A  初診で3時間、診察の場合2時間ほどです。曜日や混雑状況によって異なります。呼ばれるまでの順番がわかるのでそれを参考に外出できます。

Q 1-2年海外留学予定。夫がいるが卵子凍結と受精卵凍結したほうがいいですか。
A  まだお若いので不妊治療が必要とは思いません。まずはご夫婦で検査をしてみてはいかがでしょうか。その結果を踏まえて再度検討した方がいいと思います。やるとするなら卵子凍結より受精卵凍結の方がいいです。

Q 適応障害で服薬中です。妊娠に影響ありますか。
A  どちらとも言えません。もし治療するなら担当医の方に相談してみて下さい。

Q 夫が海外出張が多く、精子凍結を希望していますが可能ですか。
A  可能です。ただし、精子凍結には事前に精子検査の実施と感染症採血検査結果が出ていて感染症にかかっていないことが条件になります。

Q 精子凍結の費用はいくらですか。
A  自費の場合、11,800円/1年間です。
保険の場合は無料ですが、半年以内に精子を使用しない場合は費用が発生します。

Q 診察で次生理がきたら採卵周期にに入りましょうと先生に言われましたが、その次の周期からでもいいのでしょうか。
A  いいです。いつ採卵するかは患者様にお任せします。

Q 年齢が高い今からできることはなんでしょうか。
A  食事、サプリ、適度な運動、早めの受診です。

Q 着床不全外来だけ受診を考えています。どんな検査がありますか。
A  採血、子宮鏡、子宮内膜組織検査があります。

Q 痛みに弱いのですが、、。
A  注射や採血など、どうしても痛みはあります。でもなるべく配慮するようにしますね。

Q PGTを受けたいのですが、、。
A  PGTは自費周期になります。まずは移植を進めた方がいい場合とPGTした方がいい場合があるのでまずは診察で相談をしてみてください。

Q 高額医療申請をする場合はどうしたらいいのでしょうか。
A  保険会社より限度額認定書をもらい当院に提出していただきます。保険組合によって異なりますので、事前にご確認ください。

Q OHSSは採卵前にもなりますか。採卵前にお腹が痛くなることはありますか。
A  OHSSは採卵後に起こる場合があります。採卵前は卵が沢山育ってくるとお腹が張った感じがすることがあります。

Q 採卵前に打つ注射は簡単ですか。
A  キャップを外したらすぐに注射できるようになっているので、練習不要です。採卵が決まったときに看護師がまたご説明させていただきます。

Q 受精方法はいつまで決めるのですか。
A  採卵後に培養士から説明があるので、そこで決定となります。

Q 採卵後の生活はどのようにしたらいいですか。
A  当日はシャワーのみ。採卵後1週間くらいは激しい運動や性交渉は控えるようにしていただきます。

Q いつ頃に採卵になりますか。
A  月経14日目頃に採卵になることが多いです。

Q 痛みはどれが一番強いですか。
A  痛みは人それぞれなので難しいですが、再採卵は針を刺すので、卵胞の個数によってはかなりお痛みを感じる方もいらっしゃいます。

Q 他院でPGT-Aを10回行ったがC判定ばかり。前の病院では、自然周期メインでなかなか移植胚が得られず、かなり厳しいといわれたが、こちらではどうでしょうか。
A  使用する培養液や誘発方法などクリニックによって異なり、そのためか染色体異常の確認される率も異なるといわれている。病院を変えることで好転する可能性もあるし、同様の結果で終わることもあります。年齢的なことを考えると、厳しい状況であることに違いはないとは思うが、病院を変えるのも一つの手です。一度にある程度の個数を採卵できる中~高刺激を行っているクリニックをお勧めします。

Q 見積もりは出せますか?
A  採れた卵の個数や、凍結できた個数によって料金は変わるので、個別の見積もりを出すことは難しいです。料金のシミュレーションをご覧いただければと思います。

Q PIEZO-ICSIが保険で可能なことは理解しましたが、R-ICSIはどうなりますでしょうか。
A  R-ICSIの考え方は、splitICSIと同様です。R-ICSIを実施した卵子の数に応じて顕微授精の料金が発生し、そこにIVFの料金の半額6300円が加算されます。

Q 排卵誘発でデュファストンを使用する方法を全員で行っていますが、こちらでも可能でしょうか。
A  はい、当院でも可能です。診察にてご要望ください。

Q 前の病院で精子検査を行ったが、精液量、精子濃度、運動精子濃度、正常形態率を計っている。DFI検査というのはこれと同じ検査でしょうか。
A  いいえ、異なる検査です。DFIは精子のDNAの損傷を見る検査です。

Q 保険での採卵、移植について質問です。胚移植できなかった場合、移植の回数にはカウントされないということですが、胚が凍結できなくて移植できない場合、その周期は保険が適用されないということでしょうか。
A  いいえ、保険で採卵した周期に凍結ができなくて移植が不可でも、その周期は保険適用のままです。保険での移植の回数は上限が決まっていますが、その回数には含まれません。

Q split-ICSIした場合、IVFした卵かICSIした卵かわかりますか?
A  はい、区別がつくようになっています。

Q 精子の状態によって、受精方法が変わったりしますか。
A  はい、精子の所見がわるい場合はICSI適応となります。

Q 保険診療で行える体外受精の回数についてですが、胚移植までいったら1回とカウントされ、胚移植までいなければ1回にはならないということですよね?
A  はい、その通りです。採卵をしても、受精しなかったり、受精後に培養できなかったり、いずれにしても胚移植までいかなければ1回にはなりません。

Q 4月以降、体外受精の患者が増えて、待ち時間は増えていますか?
A  まだ4月は中旬ですので、それほど大きな変化は感じていませんが、これから6月頃にかけて混んでくると思います。

Q 提供精子による非配偶者間治療をこれからうける者です。住まいが東京から離れているため、AIDは自宅の近くで行い、IVFから貴院で行いたいのですが、どのようにすればよいのでしょうか?
A  進め方は色々あります。まだAIDも実施していないということですので、その場合は、最初に当院を受診いただいた方がよいです。当院はAIDを実施するための夫婦へのプログラムが豊富だからです。プログラムを経て倫理員会で承認を得たら、実際にAIDを行う地元の施設を受診してください。そこでAIDを実施したらその度に電話にて実施をご連絡ください。IVF-Dの対象者条件については、定期的に配信している「D配信」でお知らせします。その条件が合致しましたらIVF-Dに進みます。

Q 提供精子の体外受精の費用は今日の体外受精説明会における自費と同じでしょうか?それともさらに追加費用がかかりますか?
A  純然たる体外受精の部分の費用は本日ご説明した自費と同額です。提供精子の方だけ割高ということはありません。ただし、提供精子の場合には、「精子購入費用」がかかります。他にも社会福祉士との面談の費用や、妊娠後に将来の子どものためにかかる費用もあります。これらの詳細はIVF-D説明会でお話します。

Q 事実婚の状態で近々入籍を予定しています。夫は仕事により海外に在中していて、治療の際は帰国する予定ですが、このような状態で保険での体外受精は可能ですか?それと入籍前に初診をうけたいのですが、、。
A  入籍する前に初診で受診する場合は、事実婚であることを証明する書類の提出として、二人それぞれの戸籍謄本と住民票を提出してください。海外の場合は海外の住所を証明できる公的書類をお持ちください。さらに、二人の住所が異なる理由を書面にてご提出ください。また、初診日は二人でご来院いただく必要があります。治療計画や治療の同意書など、ご夫婦で署名していただくものが複数ありますので、そちらにご署名いただけましたら旦那様が海外にいらっしゃっても治療は可能です。

Q 保険で凍結した胚はすぐに移植しないといけないのでしょうか。
A  基本的に、保険で採卵し、保険で凍結した胚はすぐに移植していただきます。保険で凍結した胚は妊孕性の温存はできません。
凍結した胚の凍結期限は1年間ですので、それ以上凍結を継続する場合には継続手続きが必要です。保険継続更新は3回まで行うことができます。

Q 保険で凍結した胚で出産後に、残った胚で2人目の胚移植を行う場合は保険になりますか。
A  保険適用の条件を満たしていて治療計画を立てれば、胚移植は保険で行えます。

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