皆様寒い冬が終わり、春の訪れが待ち遠しい季節となって参りましたが、ご体調いかがでしょうか。
寒い冬は体を動かすのが億劫になってしまいやすいですが、少し日が長くなり、春の陽気を少しずつ感じられる、少し身体を動かすのに良い季節がやってきます。
本日はご自宅でも簡単にできるYOGAのポーズをいくつかお伝えいたします。
(1) 合蹠のポーズ
ポーズ
1.両足の裏を併せて、膝を開いて座ります。
2.足先を掌で包むようにして持ちます。
3.この状態で息を吸います。
4.次に息を吐きながら、おへそに踵(かかと)を近づけるようにして、ゆっくり前屈します。
5.そのまま10~20秒ほどキープした状態で、ゆっくり呼吸を繰り返します。
6.息を吸いながら、元の位置に戻ります。
なるべく膝を床の位置に近づけるようにして行いますが、無理に前屈するのではなく、重力の力で自然におへそと踵が近づくイメージで進めて下さい。
☆無理やり曲げてしまうと股関節を痛めてしまう可能性があるので、キープするのは心地よいと感じるところでストップします。
期待できる効果
• 骨盤調整
• 骨盤腔内の血流促進
• 自律神経の調整
(2)山のポーズ (タダアーサナ)
立ちポーズの基本となる山のポーズもお勧めです。
意識して正しい立ち方をすると、違和感がある方もいらっしゃいます。体のズレや癖に気がつくことができ、少しずつ取り入れることでバランス感覚を養ってくれます。
ポーズ
足の裏全体で大地、床を感じて、ふくらはぎ、太もも、骨盤、お腹、背中、首、頭の順で少しずつ上に引き上げていくのをイメージして立っていきます。
1. 最初に両足を少し開いて、足の裏全体を地面につけて立ちます。(両足を揃えた状態で立つ方法もあります。)
2. 足の指を開きます。
3. 足の親指の球、小指の球、踵の3点を意識して立ちます。
4. 太ももを引き締めます。
5. お腹を背中の方に引き寄せて立ちますが、お尻は後に突き出さないようにします。
6. 胸を開いて顎をひきます。
7. 両肩を上に引き上げてから、ゆっくり自然におろします。
8. 胸の前で合唱します。
まっすぐ立っているつもりでも歪んでいたり、ふらついたりすることもあります。
期待できる効果
姿勢の矯正、体の歪み、全身の疲労感を改善してくれます。
• リラックス効果によるストレスの改善
• 心と体の調和
簡単なようポーズではありますが、細かく意識し、自分のお身体の状態をよく集中・観察することで終わった後に気持ちもすっきりとしていることに気が付くことも多々あります。
お時間があるときに是非取り入れてみてください。