不妊症・男性不妊・人工授精・体外受精・胚移植・AID・精子バンク等の不妊治療・不妊専門クリニック。
スタッフコラム・ブログ

今日は血を採って…

診察の際、院長からよく聞かれるこのフレーズ。
言葉の通り「採血」を意味しています。
不妊治療では、ホルモン測定のための血液検査は欠かせません。
当クリニックでは、以下の基本的なホルモン値は院内で測定しています。
・FSH(卵胞刺激ホルモン)
・LH(黄体化ホルモン)
・E2(エストラジオール:卵胞ホルモン)
・P4(プロゲステロン:黄体ホルモン)
・PRL(プロラクチン)
・HCG(ヒト絨毛性ゴナドトロピン)
・TRH(甲状腺刺激ホルモン放出ホルモン)
採血は看護師が行い、測定にはCOBAS(コバス)という専用の機械を用い、結果は即日出ます。
採血が苦手という方がいらっしゃると思います。
稀に、血管迷走神経反射を起こすことがあります。
これは、採血の合併症の一つで、心理的に緊張、不安が強いと起こりやすいとされ、
採血前に起こることもあります。
神経が興奮し、急激に血圧が下がるために、眩暈、気分不快感、意識消失などを引き起こします。
そんな経験のある方や体調、気分が優れない方は、ベッド上で横になって採血できますので、
遠慮なく言ってくださいね。

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