こんにちは。生殖心理カウンセラーの菅谷です。
前回、ストレスは捉え方によって様々に変化する、とお伝えしました。
毎日生活していればいろいろなことが起こります。全てを避けて通れるものではありません。ストレスはなくすものではなく、上手く対処していくものなのです。
皆様のお話の中で、「他人からのプレッシャーが負担」ということがよく聞かれます。
これには「お子さんは?」のような直接的な問いかけや、「妊娠しました・産まれましたメール」などがあります。
嫌なものは嫌という気持ちや、避けたい気持ちも大切にしていただきたいのです。
いやだなぁと感じてしまう自分に自己嫌悪になったり、責めたりする必要はありません。
そう感じて当然なのです。
そんな時こそ、自分で自分を守ってあげて下さい。
出産祝いに行かなくてもいいなら、プレゼントを贈って気持ちを伝える。
子どもの話ばかりする友達とはしばらく疎遠にしておく。
返信内容が思いつかないメールには返信しないでおく。
など、状況に合わせて色々方法はあります。
自分なりの対処の言葉を決めておくのもお勧めです。
「治療に通っている」、「欲しいと思っているがなかなか授からない」、「聞かれると辛くなるので見守って欲しい」などご自分にしっくりくる言葉を考えてみて下さい。
さらに、その心境をご主人に聞いてもらうのも良い対処法だと思います。
私は話せないわ、という方は、ぜひカウンセリングにお越し下さい。
誰かに気持ちを話してみることはとても有効です。
いつでもお待ちしています。