こんにちは。
日に日に寒さがまし、あたたかいお鍋やおでん、みかんといった冬の食材がおいしい季節となってきました。
今回は、「骨盤内の血流を良くする呼吸法について」お話したいと思います。
ストレスの多い現代社会を健康にいきていくためには、意識してリラックスしたり、頭寒足熱型の身体づくりが必要です。
とくに妊娠には、’リラックス’と’頭寒足熱型’の身体が重要になります。
この条件を満たすことが出来るのが「呼吸」です。自分の意志で自律神経を調えることができ、呼吸を介して身体の内側に刺激を与えることができるため、骨盤内の血流の促進し、その運動によって身体づくりができるのです。
<準備姿勢>
仰向けになって、目を閉じます。
手は体からやや離し、手の平を上に向けます。足は肩幅に開き、力を抜きます。
ゆっくりと頭を左右に振り、首の緊張をほぐします。
<基本呼吸法>
① 奥歯の上下を合わせ、舌は上あごにつけます。
鼻から息をゆっくりと吸います。吸いながら、おへそを天井へ向けて上げます。
② 舌を下あごに押して、喉を大きく開いて、息を吐きます。
下腹部のおへそを床の方向に押します。
③ みぞおち、肋骨、胸をあごの方へ上げます。
④ ①~③を繰り返します。
<応用編>
リラックス度が高まってきた方、或いは慣れてきた方は、さらに応用編として・・・
<息を吸うとき> 空気のきれいな山や海、森林など自然界の清々しいエネルギーを体全体に行き渡らせるようイメージします。
<息を吐くとき> 自分のネガティブな想いや手放したいと思っていること、体の不調(痛みなど)がある部位に意識をもっていき、
それらを体の外へ出すようにイメージします。
<注意点>
・意識は下腹部と呼吸のみに向け、ゆっくり行なってください。極力何も考えないように、義務感でやらないようにしてください。
・食前食後2時間をのぞいて、5~10分くらい、いつでも行なってください。
・柔軟体操や体を伸ばすストレッチのあとに、呼吸法を行なうと体の緊張がほぐれやすく、さらに効果的です。
無理のない範囲で体が気持ち良く、骨盤内が温かくなるのを意識しながら、行なってみてください。