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おうち薬膳のすすめ②【サロンより】

おうち薬膳のすすめ②
(1回目は2ページ前の2011年3月3日をご覧ください)
こんにちは、サロンです。
日も長くなり、暑い日も多くなってきました。
電車や室内では冷房がかかり始めているところもあり
外と中との温度差で体調管理が難しいと感じられる人も
多いのではないでしょうか。
梅雨のシーズンがやってきます。
梅雨は、気分が憂鬱になったり、
体にだるさや疲れを感じたり、風邪をひきやすくなったり、
食欲不振や頭痛など体調変化が起きやすくなります。
だるさや疲れを貯めたままだと、暑い夏が来る頃には
バテバテになってしまうので
「梅雨を乗り越えるためのおうち薬膳」をご紹介いたします。
キーワードは 「湿気を取り、胃腸機能を助ける食事」 です。
梅雨の影響は「湿」によるものと考えられています。
体に溜まった湿気を取り除くには利尿効果があり、
湿気を取る作用のある食品が効果的です。
五臓では「脾」が関係しており
消化機能の総称で栄養を取り込み、
エネルギーを蓄えて「気」や「血」のもとを作ります。
そのうえ体の水分調節をスムーズにし、肌や筋肉を強く
充実させる機能もあります。
以上の二つに対応したとても簡単なレシピを
ご紹介いたします。
はすの実入り雑穀ご飯(2合)
※はすの実は中国では蓮子と言い、
カリウム・ナトリウム・リン・カルシウム等 に富んでいて
子宝に恵まれる食品として珍重されています。
白米         2合
はすの実     12個     
あずき       大さじ1杯
はと麦       大さじ1杯
緑豆        大さじ1杯
水         2合炊くときの量(おすすめは軟水でアルカリ水)
① はすの実・あずき・はと麦・緑豆はざっと洗い、
   かぶるくらいの水に半日位浸す
② はすの実の中の芽は苦いので取りのぞく
③ 白米はとぎ洗いしざるにあげて30分位おく
④ ①と②を混ぜて炊飯器で炊く、炊き上がったら
  全体をさっとほぐして完成♪
普段のお米に追加するだけなので、とても簡単で
定期的に取りやすいです☆☆☆
はすの実・・・・・・気力を充実させ、胃腸を強くし下痢を止める。
          いらいらや興奮を鎮めて落ち着かせる効果もある。
 
あずき・・・・・・・・解毒・利尿作用があり、体液と血液の循環を良くする。
はと麦・・・・・・・・解毒・利尿作用があり、胃腸を強くし、気力を補う。
緑豆・・・・・・・・・解毒・利尿作用・水分調節作用があり浮腫みを取る。
普段の生活では以下もおすすめです
毎日天気予報をチェックする
天気以外にも最低気温と最高気温をチェック。
気温が下がりそうなら1枚余分に持って出かけるなど、
衣類で調整するようにしましょう。
晴れている日はなるべく外に出かける
太陽の光にあたるのは、体内時計を整え睡眠の質を
よくする効果もあります。憂鬱になりがちな気分を
リセットすることもできます。
お風呂に入って汗をかく
38-40℃ ぐらいのぬるめのお湯での半身浴がおすすめです。
冷房の効いた部屋にいると、皮膚の末梢の血行が悪くなり、
汗をかきにくくなります。お風呂に入って、汗を沢山かくと
汗腺の働きがよくなります。
以上を参考にしていただき梅雨のシーズンを乗り越えましょう。

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