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おうち薬膳のすすめ その③【サロンより】

こんにちは、サロンです。 ここ数日、気温も下がり、木々も色づき始めて、すっかり秋ですね。 空気も乾燥し始め、電車や路を行き交う人の中にマスクをしている方を 目にする季節になりました。 今回は、以前ご紹介いたしました 『おうち薬膳のすすめ(その①2011.3.3 P.7/その②2011.5.27 P.5)』の その③をご紹介いたします。 その前に、以前の「おさらい」です。 食材や中薬には『五つの気(五気)』と『六つの味(六味)』があり、それらが 作用しやすい身体の部位や経絡があるとされています。 日々の食卓に登場する食材も同様で、食材の組み合わせを意識するだけで 立派な『薬膳』になります。 これからの冬に向けて、徐々に気温も下がりはじめ、外気は乾燥気味になります。 秋に負担がかかりやすい『肺』は全身の気の動きを調節し、呼吸や水分の代謝を コントロールします。疲労や胃腸の不調があると、体内の津液(体液)が損傷しや すくなり、から咳や鼻の乾き、肌の乾燥などのトラブルが起こりやすくなります。 今回は、この季節に合わせて、『肺・胃』に作用し、身体を温める・血流改善・鎮痛 作用などがある五気の『温・熱』の食材を使ったお鍋料理『根菜たっぷりつくね鍋』を ご紹介いたします。 消化吸収の良い鶏肉に、健胃作用のあるミカンの皮(陳皮:チンピ)を入れ、胃腸を 温めるカブなどと煮込んだお鍋料理。ナツメにはイライラを鎮める作用もあり、 身体の内側からホッと出来そうな、風邪対策にも良い一品です。是非、お試しください。 ・根菜たっぷりつくね鍋  材料2人分 鶏ひき肉         200g ミカンの皮(陳皮)     3g 長ねぎ(みじん切り)  10㎝ 生姜(みじん切り)   1/2片 里芋           小6個 人参            50g 干ししいたけ       3枚 ナツメ           6個 A 酒           大さじ1 薄口しょうゆ     小さじ2 塩             少々 片栗粉        小さじ2 カブ(葉付き)      1株 B  チキンスープ     600cc 酒            小さじ1 塩             少々 こしょう          少々 ①ミカンの皮は、ひたひたのぬるま湯で戻し、みじん切りにする。 ボールに鶏ひき肉を入れ『A』を加えて混ぜ、ミカンの皮、長ねぎ、 生姜を加えて混ぜ6等分にして丸める。 ②カブの根はくし形に切り、葉は3㎝の長さに切る。 人参は半月切りにし、里芋は皮をむき一口大に切る。 ナツメ、干ししいたけはぬるま湯で戻し、干ししいたけはそぎ切りにする。 ③鍋に油を熱し、①の肉を入れて表面を軽く焼き、②のカブ、人参、里芋、 ナツメ、干ししいたけと『B』を加えて中火で煮る。 ④里芋に火が通ったらカブの葉を加え、酒、塩、こしょう(分量外)で味を調え仕上げる。
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