こんにちは、生殖心理カウンセラーの菅谷です。 つい最近まで「暑い暑い」と言っていた気がしますが、あっという間にコートを羽織る季節になりました。 冬は着るものが増えるので、朝の支度が一仕事増えますね。
先日、東尾理子さんのお茶会にお邪魔してきました。 皆様もご存じのとおり理子さんは、治療を受けられてご妊娠になり、11月5日に男の子を無事ご出産されました。 理子さん、石田純一さん、おめでとうございます。
不妊治療をTGP(Trying Get Pregnant:妊娠しようと頑張っている)と名付けられて、 「不妊」という言葉ではなく、もっとポジティブなものにしていこう、と考えられています。 この考え方が一致していることから話が進み、当日お手伝いさせていただきました。 お茶会はTGPの方々を対象とするものです。 理子さんと、参加された方々の質問に答えていくスタイルでした。
質問は2時間以上途切れることなく続きました。 終了後、理子さんは「カウンセリングというものに高い敷居を感じてる人が多いけど、実はお話ししたい、聞きたいことがたくさんあるんじゃないかなって、感じました。」と感想をおっしゃっていました。 当院のカウンセリングも、患者様の心の凝りほぐしとして、ポジティブに利用していただければうれしいです。
そして、このコラムを読んで下さっている方々に、理子さんからメッセージをいただいてきました。 「毎日、自分を褒めてあげて下さいね!」 みなさん、通院があって、お仕事があって、家事もあり、十分に頑張っていらっしゃいます。 治療の結果に「自分の努力不足」が響くことはまずありませんので、頑張っているご自分を毎日褒めていただきたいと思います。 自画自賛、大いに結構です。 「ポジティブに生きる」ということは、「自分を認めてあげる」ということにつながります。
でも、時には弱音をはきたい時もありますよね・・・? そんな時もカウンセリングにおいでください。 そんな自分もまた、いたわってあげましょう。