不妊症・男性不妊・人工授精・体外受精・胚移植・AID・精子バンク等の不妊治療・不妊専門クリニック。

夫婦の絆が強まることも

こんにちは、生殖心理カウンセラーの菅谷です。 確定申告の時期がやってまいりました。

医療費控除や助成金申請のため、クリニックの領収書を前にして落ち込まれる方も多いと存じます。 私たちもその現実はお察ししております。 だからこそ、皆様の1日も早いご妊娠に結びつくよう、院長はじめスタッフが改善できる点はないか、新しい試みはできないかと日々模索しております。

今年に入って採卵ご要望書の導入や、培養液の種類の追加なども行っています。 不妊治療には様々な負担が付きまとうことは明らかです。 身体的・精神的・金銭的・時間的な負担が主なものとされています。

しかし、ご夫婦の関係で見てみると、治療を経験して夫婦間の繋がりが深まった、というデータがあります。 それは、思いやりの心がないと治療自体が続かない、したがって治療を受けるためにお互いに思いやりの気持ちを持つようになる、というプロセスが生じるからです。 ご夫婦といえども口に出して伝えなければ自分の考えていることは伝わりません。 ぜひ気持ちをすり合わせていただきたいのです。

今だからこそ2人でたくさんお話しして、お子さんを迎える準備をしっかりしていただきたいと考えています。 私たちも「受けて良かったね」という気持ちにつなげていただけるような希望を持ちつつ、1組でも多くの患者様にご妊娠をしていただけることを、心より願っています。

最後に、特定不妊治療費助成申請書類作成には2~3週間ほどお時間を頂戴いたしますので、余裕を持ったお早目のご依頼をお願いいたします。 また、助成の対象となるかどうかには、ご夫婦合算の所得額の制限がありますが「控除後」の所得額ですのでご注意ください。詳細については、行政の担当窓口までお問い合わせください。

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