こんにちは、サロンです。
寒さももう少しで一段落するようで、少しずつではありますが春の足音を感じられるようになってきました。
梅の花もほころび始め、これからたくさんの花々が咲きだします。
お花屋さんにも春らしい顔ぶれが揃いはじめています。
今からの時期には「バラ」がたくさん見られるかと思います。
バラは三大花香の一つで、植物香料の中では女王と言われています。
主な香りの成分と作用として
ジメトキシメチルベンゼン…人の生理・心理作用に良い働きかけをする
シトロネロール…抗菌、抗炎症、鎮静、血圧降下作用
ネロール…皮膚の弾力回復、女性ホルモンの分泌を促す
ゲラニオール…収斂、抗不安作用
があるそうです。
クレオパトラは大のバラ好きで、寝室や浴槽にバラを毎日敷き詰めていたそうです。カエサルやアントニウスを魅了していました。マリーアントワネットはプチトリアノンでバラの育種まで行っていたようですし、「マリリンモンロー」という名前の品種のバラもあります。彼女たちの女性性の高さは、この香り(の成分)をまとっていたからでしょうか。
おうちにバラの花を飾ってみたり、植物園(神代植物園や旧古河庭園などがお勧めです)に行ってみたりして、さらに女性らしさを高めてみるのもいいかもしれませんね。
もし、アロマとして使う場合には禁忌(精油を使ってはいけない時)がありますのでご注意くださいませ。※ちなみにローズの禁忌は多月経の方や妊娠が疑われる方など