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自律神経を乱さないために

こんにちは。今回はサロンが担当させていただきます。 梅雨の中、皆様はいかがお過ごしでしょうか。 この時期は暑さと湿気で体の重だるさや、気分が塞がりがちな方も多いのではないでしょうか。関東甲信の平年の梅雨明けは7月21日(気象庁)とのことですが、今年の梅雨明けはいつになるのでしょうか。 さて、今回のテーマは夏を目前にして体調を整えるための予防法をご紹介いたします。この時期から電車やオフィスなどではエアコンが活躍しています。人の温度調節機能は温度差が大きいとうまくできず冷房病になってしまうため、冷房の温度設定に注意しましょう。特に女性は熱を作り出す筋肉量が男性よりも少ないため冷えやすくなります。これからの時期、冷房による冷えや自律神経の乱れに注意が必要です。 梅雨~夏の体調の整え方 ・冷房による冷えの対策 扇風機を上向きにして室内に緩やかな風の流れを作り、設定温度を控えめにして室外との温度差を少なくしましょう。 ・冷えてしまった身体には 東洋医学では身体を肝心脾肺腎の五臓に分けていますが、冷えによって特に影響を受けやすいのは脾と呼ばれる部分です。脾は胃と密接な関わりがあるため、食欲の減退や胃腸の働きが弱まり水分代謝がうまくできなくなります。また、身体中に気が巡らず倦怠感を感じるようになり夏バテになってしまいます。そこで、食養生がおすすめです。 消化機能を高めたり、暖めるのにはショウガ、ネギ、紫蘇、梅などの薬味を摂るようにしましょう。暑いからと冷たい麺類などが多いと胃が冷えてしまうので注意してください。 ・自律神経の乱れ対策 室内・外の温度差が大きく体がついていけなくなると、だるさ、食欲の低下、体温調節がうまくいかないなどの症状がでてしまいます。この場合、休みの日や仕事前の早朝にウォーキングや運動などで発汗させることで体内の湿や熱を排出し、自律神経の乱れを回復します。 また、頭部や首周囲には自律神経を調節してくれるツボがありますので、マッサージやお灸をすると効果的です。 最後に梅雨~夏の症状に効果的なツボのご紹介です。お灸やマッサージをしてください。 ・中脘:ヘソとみぞおちを結ぶ線の中央(胃の疲れ・自律神経の乱れ) ・足三里:ヒザのお皿の下のくぼみから指4本分下にさがった脛骨の外側(胃の症状全般) ・関元:臍から指四本分下に下がったところ(胃腸障害・腹部の冷え・生理痛) ・頭部のマッサージ:特に頭頂部周囲を指の腹で軽く揉みます(自律神経の乱れ) ・首の後ろ・顔の暖め:首・顔をホットタオルであたためます(自律神経の乱れ・疲れ)
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