不妊症・男性不妊・人工授精・体外受精・胚移植・AID・精子バンク等の不妊治療・不妊専門クリニック。

IVF術前検査とは?

こんにちは、看護部です。 今回は採卵やその他手術が決まった方に対して実施している術前検査について、お伝えしたいと思います。 当クリニックでは、採卵やその他手術の予定がある方に対して、術前検査を行わせていただいております。 その内容は、これまでの手術歴や既往歴、アレルギーなどについて確認させていただくとともに、血圧や体重、パルスオキシメーターという機械を使用して、経皮的動脈血酸素飽和度を測定させていただいております。採卵やその他手術では静脈麻酔を使用するため、麻酔の量の調整や、呼吸機能への影響を予測して準備を整えるためです。 そして、血液検査では緊急の場合に備えて、貧血の有無や肝機能、腎機能などについて調べています。こうした術前検査は、患者様の全身状態を把握することで術中や術後のリスクを予測し、対応できるように準備をすることを目的として行わせていただいております。 術前検査の結果の有効期限は二年間ですので、期限を過ぎている場合は再度検査をさせていただきます。 こうした術前検査は、採卵やその他手術のためだけでなく、ご自身の身体を知るよい機会になりますので、結果の見方が分からない場合や気がかりがある場合は、ぜひ看護師にお声かけください。不妊治療ではバランスのよい食事や休息、適度な運動、生活習慣が大切になります。採卵やその他手術に備えても引き続き心掛けていきましょう。 採卵やその他手術の日程が決まりましたら、看護師からのスケジュール確認やお薬のお渡し、予約の確認をする場がありますので、確認しておきたいことや気がかりなことがありましたら、ぜひお声かけくださいね。 暖かくなってきましたが、まだまだ寒暖差もありますので、体調に気を付けてお過ごしください。
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