体外受精説明会レポート(7/27(土)開催分)
【開催日時】
2019年7月27日(土)
15:30~17:30
【ご参加頂いた方】
・参加人数・・・128名
→ご夫婦での参加 ・・・・・・・・・・・・112名(56組)
→おひとりでの参加・・・・・・・・・・・・16名
【頂いたご意見】
・体外受精についてよく理解できた。
・他院でAIHしてましたが、モヤモヤしてました。クリアになってとても良かったです。
・説明の流れが早くて理解できないところもありましたが資料が充実しており、又、個別説明会もあるので大変ありがたいです。
・貴院の診療内容について詳しく説明があり分かりやすかったです。私は他院で数回のIVF経験があるのですが、そういった人対象の内容(貴院でどんなことができるのかなど)があるとより良かったと思います。
・初めて体外受精説明会に参加しましたが、流れや料金など理解することができました。
・分かりやすかったです。飲み物もありがとうございました。
・原先生の滑舌について関口さんがフォローを入れていて和みました。本日はありがとうございました。今後の治療について考えてみよいと思います。
・大変勉強になりました。ありがとうございました。
・限られた時間の中で、コンパクトにまとめてくださったので全体像を把握できました。投影資料が簡潔明瞭でとても見やすかったです。司会の方もやわらかな口調かつ丁寧に進めてくださり好印象を持ちました。
・分かりやすかったです。ありがとうございました。
・資料が充実しているのが好ましい。説明が多岐に渡りすぎていて理解が追い付かない。培養士?の人が早口。部屋が少し寒い。
・もっと早く知っていればと思うようなことが沢山あった。とても参考になりました。
・とても分かりやすい内容でしたし、患者側の立場で治療しているんだなと感じました。なるべく早く転院したいと思います。
・体外受精に関する抵抗感が軽減されました。ありがとうございました。
・他のクリニックでは全く説明されなかった事項全てにおいて、簡単にわかりやすく説明して下さってありがとうございました。
・良かった点:情報量が豊富。知らなかったことを沢山理解できた。
改善してほしい点:話が進むのが早く、メモしきれない。
その他:パーセンテージを意味する「確率」が「確立」となっていたところが2か所ほどありました。(手法の「確立」と正しく使われているところもあり、全部が間違いではないです。)
・室内が寒かったです。
・非常に分かりやすかったです。実際の動画(卵子に精子を受精させる場面や、採卵の場面など)を見ることで、イメージが明確になり、不安解消になりました。
【頂いたご質問】
Q 採卵1回・ET3回実施したが着床しませんでした。着床率を上げる方法はありますか?A 当院では着床の前に内膜を傷つける処置のスクラッチ、着床受容期を調べるERA検査、移植時に使用するヒアルロン酸があります。希望がある場合は院長に診察時ご相談下さい。
Q 精子所見が悪く、クロミッドや漢方を処方してもらいましたが、クロミッドは効果がありませんでした。その他にできることはありますか?
A 当院では、SQIというサプリを処方できます。精子所見について詳しく説明希望の場合は、男性不妊に特化した泌尿器科外来があるので、そちらを受診していただくことをお勧めします。
Q 妊娠判定陽性になりましたが、胎嚢が確認できず、流産の手術をしました。その後まだ月経が来ていませんが、次の月経から採卵できますか?
A 子宮の状態とホルモン値が問題なければ可能ですが、医師の診察を受けて確認してください。
Q 初診を予約していましたが、来院できずキャンセルになりました。その際、もう一度登録が必要と言われたのですが、どうしたらいいですか?
A 既に院内患者様IDがある為、お電話にてご予約下さい。
Q 夫が今回説明会に参加できなかったのですが、夫も参加は必要ですか?
A 奥様が説明会に参加済みであれば、旦那様の参加は不要です。
Q ERPの説明会は参加必要ですか?
A ERPを希望される場合は、必ず説明会に参加して。いただく必要があります。
Q 院長から採卵を勧められることはありますか?
A 精子所見や年齢、タイミング・AIHでなかなか妊娠に至らない場合は採卵へのステップアップを勧められる場合もありますが、採卵を希望される場合は、ご自身で診察時院長に伝えてくあさい。
Q 着床してもすぐ流産してしまいます。流産を防ぐ方法はありますか?
A 当院には着床不全外来があるので、そちらを受診していただくことをお勧めします。
診察時も院長に流産を繰り返していることをお伝えください。初期流産を予防するお薬もあるので、ご相談ください。
Q 冷え性ですが改善方法はありますか?
A 当院の1階にサロンがあるので、周期に合わせて通院していただくことをお勧めします。
Q 新鮮胚移植と凍結融解胚移植の違いはなんでしょうか?
A 体外授精と同じ周期に移植を行うことを新鮮胚移植、一度凍結融解し移植することが凍結融解胚移植になります。
Q 体外授精を行うことでの身体の負担、副作用についておしえてください。
A 内服薬や注射を使用することにより副作用が現れる可能性もありますし、卵巣刺激によって卵巣が腫れてしまうことがございます。そのような場合に身体に負担がかかってしまいます。
Q 説明会でも言っていましたが2個移植の基準は35歳以上、2回以上移植し妊娠出来なった場合で間違いなでしょうか。
A 間違いありません。
Q 単純内膜スクラッチは痛みはありますか。
A 少しチクチクと痛みを生じることがございます。
Q 3年前に妊活健診実施、その後初診登録をし番号が出来たとの連絡をもらったが、Aから始まる番号はまだ有効でしょうか?
A 以前発行されたA番号は有効期限が90日間で使用不可となっているはずです。本日19時~改めて初診登録をし、予約をしてください。
Q 自己注射は筋肉注射ですか。
A 薬液の種類にもよりますが、筋肉注射で実施していただきます。もし皮下注射がいいとのことでしたら、高額にはなりますがペンタイプの注射もございます。
Q 移植の時間は何時になりますか。
A 月曜から土曜日の11時、12時30分、14時の枠があります。火曜、木曜は16時30分の枠があります。
Q 初診時に戸籍抄本は必要でしょうか?
A ご入籍済で、保険証の苗字もご夫婦一緒であれば、必要な書類はございません。初診当日にご主人が来院されない場合は、ご主人の保険証のコピーをお持ちください。保険証記載の苗字が異なる場合や事実婚の場合は戸籍謄本などの公的書類をお持ちいただいています。
Q 妊娠した場合の診察は予約枠が決まっていますか。
A 予約枠は原院長の再診察となりますので、通常の診察と予約項目は変わりません。
Q 次の周期で採卵したいです。8/11(日)に採卵したいのですが可能ですか?
A 残念ながら8/11は日曜日の為、採卵を行うことはできません。休診日以外であれば土曜、祝日も行えます。また、卵胞の発育スピードは使用する薬やその周期によっても変わるので、採卵日を1日に制限してしまうと、卵にとってベストではない日になる可能性があります。
Q 生理開始時にAIHの予定で、途中から採卵に希望を変更することはできますか?
A ご希望があれば可能ですが、採卵予定で誘発を行っていた場合と比較して採取卵数が少なくなる可能性があります。
Q 生理周期3.4日目の採血、診察に来院した場合、どのくらい時間がかかりますか
A 日によっても変わりますが、早い日で1時間半、混み合っている日であれば2時間半程度お待ちいただくことになります。
Q 採卵で受精方法を決める場合の精子奇形率の基準値はありますか?
A 精子奇形率の基準値は設けておりません。精子調整後の運動精子数、濃度で判断します。
Q PCOと言われています。採卵した際に卵の採取数が多くなるというのは本当ですか?
A 仰る通り、PCOの患者様は採取卵数が多い傾向にあります。ただ、未熟卵や、発育不良になる卵の割合も多い場合があります。
Q 次の周期で採卵を行うかどうか悩んでいる状態ですが、次の予約はどのように行えばよいですか?
A 一度診察を受けて医師とご相談いただいても良いと思いますが、採卵周期3日目、4日目でご予約いただき、ホルモン状態を確認して決めていただいても良いと思います。
Q 現在他院で治療中です。採卵経験もあります。凍結精子を使用するとIVFができないというのは本当ですか?
A 凍結後の精子を使用してもIVFで受精は起こります。ただ、精子は凍結融解すると、凍結前と比較して、運動精子の半分以上が動かなくなってしまします。融解した時にIVFが行えるくらいの運動精子が獲得できれば可能です。また、運動精子が減少してしまうことを考慮し、事前に精子を複数本凍結していただき、まとめて使用することもできます。
Q 医療従事者ですが、自己注射を行うことはできますか?
A 可能です。
Q 採血の予約は取りにくくはないですか?
A 現時点で、取りにくいことはありません。
Q 次の診察予定が生理周期10日目ですが、採卵希望できますか?
A 完全自然周期でよければご希望いただけます。
Q 説明会で、完全自然周期が向いているのは40歳以上と説明がありましたが、大丈夫でしょうか?
A 年齢が高くなると、強い刺激をしても採取できる卵数が少なくなってきます。よって、ある程度の刺激をしても卵の個数が増えない方に選択していただく傾向にあるためです。
Q 麻酔の選択はできますか?
A 無麻酔も可能です。無麻酔を選択する方もいらっしゃいますが、採取個数が多い場合にはかなりの痛みを伴います。
Q 局所麻酔ですか?
A 麻酔を使用する場合は全身麻酔です。
Q 採卵へのステップアップの時期は?
A 人それぞれです。
Q はらメディカルクリニック通院中で人工授精を3回やっています。次の周期から採卵はできますか。
A 可能です。次回月経開始3日目に採卵周期3、4日目という予約をお取りください。
Q 採卵に向けて必要な検査はいつまでに受ければいいでしょうか。
A 採卵前には術前検査を受けていただきます。これは採卵周期3、4日目で来院した際に受けていただきます。
Q 他院で採卵をし、顕微授精の際にCaイオノフォアと電気刺激を行ないました。はらメディカルクリニックでは卵子活性はできますか。
A 可能です。当院ではCaイオノフォアでの卵子活性を行います。
Q 料金表にXY選別法とありますが、誰でも対象になりますか。
A XY選別は、産み分け用の初診を受けた患者様のみ対象となります。産み分けの初診は現在受け入れを中止しているため、新たに産み分けを希望することはできません。
Q 他院では高刺激で誘発を行っていました。説明の中で、中刺激での採卵が多いとのことでしたが、中刺激での誘発になるのでしょうか。
A 患者様のご希望で刺激量は変えられます。採卵周期に入る際に、今周期採卵ご要望書というものを提出頂きますので、そこにご希望の刺激方法をご記入ください。また、他院での結果は問診票に入力いただければ参考にさせていただきます。
Q 他院に初期胚があり、はらメディカルクリニックに移送したいのですが、流れを教えてください。
A 移送が可能になるのは当院の初診を受けていただいた後からになります。先方の施設と移送の日程をお決めいただき、当院HPより移送フォームを送信してください。培養士から患者様に連絡しますのでそこで日程の確認や持ち物等ご案内いたします。移送の容器・液体窒素は当院で用意することもできます。
Q 移送した初期胚を移植する際に、融解後に胚盤胞まで培養してから移植することはできますか。
A 原則できません。
Q AMHは測定した方がいいですか。
A 必須ではないです。他院で採卵していて、排卵誘発に応じて卵子が取れているのであれば不要だと思います。