卵子凍結の妊娠実績
不妊症の検査・治療
排卵&卵子凍結
採卵数は「①AMH値」×「②年齢(卵巣反応力)」×「③排卵誘発量」でかわります。以下は、③が2400IU前後の場合の平均採卵数です。
AMH | 1.0未満 | 1.0以上 2.0未満 | 2.0以上 6.0未満 | 6以上 |
---|---|---|---|---|
~31歳 | – | 8.4 | 13.4 | 29.0 |
32~34歳 | 4.5 | 7.8 | 11.6 | 16.0 |
35~37歳 | 4.5 | 7.6 | 10.9 | 15.0 |
38~40歳 | 4.3 | 6.8 | 9.6 | 14.3 |
41~43歳 | 3.4 | 5.5 | 9.3 | – |
44歳~ | 3.4 | 4.5 | 7.2 | – |
受精&培養
卵子凍結のデメリットである凍結による卵子の質の低下は、受精率と胚盤胞率(受精後5日間順調に発育する確率)に最も影響します。
採卵時年齢 | 凍結卵子融解後生存率 | 受精率 | 胚盤胞率* |
---|---|---|---|
34歳まで | 95.60% | 98.60% | 48.00% |
35~37歳 | 92.90% | 98.50% | 33.30% |
38~40歳 | 82.40% | 72.70% | 28.60% |
41歳以上 | 78.50% | 61.50% | 25.00% |
移植
受精卵が胚盤胞(受精後5日間順調に発育した状態)まで発育すれば、その移植当たりの妊娠率は新鮮卵子由来でも凍結卵子由来でも有意差はありません。移植する時の母体年齢による妊娠の影響は最小限です。移植はホルモン補充にてホルモンを管理して行います。
採卵時年齢 | 妊娠率 |
---|---|
34歳まで | 63.60% |
35~37歳 | 51.80% |
38~40歳 | 42.60% |
41歳以上 | 32.60% |
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