D配信#40:12月1日よりAB型のドナーが変わります
先に、7月19日よりB型とO型のAIDに使用するドナーが2022年2月以降の新条件で採用したドナーへと変更になりましたが、この度、12月1日より【AB型】も同様に変更になります。
■AB方のご夫婦は、12月1日以降のAID実施の際には、これまでの同意書に加えて、以下の同意書が必要になります。他院で排卵日決定をしているご夫婦は特にご注意ください。同意書不備の場合はAIDは実施できません。
https://www.haramedical.or.jp/wordpress/wp-content/uploads/2023/07/DonatedSperm_AID.pdf
■同意書一覧
AID実施時に必要な同意書一覧は、血液型別にHPにまとめています。以下リンクをスクロールしていただくと、「非配偶者間人工授精にご提出いただく書類【夫がB型、O型、AB型の場合】」があります。
https://www.haramedical.or.jp/in_hospital
■2022年2月以降の新条件で採用したドナー精子は子どもに提供できる福祉が広がります。
1.妊娠後の夫婦にドナーの個人が特定されない情報となる、ドナーの身長、体重、体の特徴、ドナーの親の人種的背景、ドナーの趣味、職業、精子を提供する理由、病歴を開示します。これは、親となる夫婦から子どもに、告知を通して、ドナーがどのような人なのかを伝えてもらうための情報です。子どもが自己肯定感を持つ上で自己のルーツの認識は大切だからです。なお、ドナーは日本人であり、夫の血液型と同一のドナーです。
2.子どもが18歳以上になると、結婚などの際に、相手が近親婚(同一ドナーから生まれた子ども)かどうかについて当院に問合せをして確認することができます。
*2022年2月以降の新条件で採用したドナー精子であっても、AIDは匿名ドナーです。
■A型のご夫婦へ
A型も1~3ヶ月以内に2022年2月以降の新条件で採用したドナーに切り替わる見込みです。ただし、1か月に何組のA型のご夫婦がAIDをするのかということは事前に予想はできないため、他の血液型のご夫婦同様に直前でのご連絡になります。ご了承ください。
(2023年11月27日)