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お知らせ

D配信#38:新規IVF-Dについて

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本日は先に、重要な内容となるD配信#37をメール配信しています。まだD配信#37を読んでいない方は、本メールを読む前に#37ご確認ください。
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◎新規IVF-Dについて
11月1日より再開いたします。

新規IVF-Dを希望するご夫婦には、
【1】SW面談に合格しているご夫婦
【2】これからIVF-D説明会に進むご夫婦
の2通りいらっしゃいますので、以下、該当する項目をご確認ください。

【1】SW面談に合格しているご夫婦へ
11月1日以降、「IVF-D前個別説明」のご予約をおとりいただき、ご夫婦一緒にご来院ください。対面での契約とIVF-D前の検査を行います。オンラインでは実施できません。ご予約は、診療予約システムにログイン→【相談】→【IVF-D前個別説明(培養士)】よりお進みください。当日は、説明の前に「精子提供による生殖補助医療の同意書(10月1日以降有効)」を受付にご提出ください。リンクは本メール最下部にあります。

【2】これからIVF-D説明会に進むご夫婦へ
重大なガイドライン違反をうけて、IVF-D説明会の運用方法は、従来とは変わります。

①IVF-D説明会の日時
11月25日(土)
受付:9時45分開始
説明:10時~12時30分
方法:zoom
*以後のIVF-D説明会については現時点で未定です。

②IVF-D説明会の参加条件
(1)ガイドライン7~8ページの「精子提供の生殖補助医療をうける条件」を満たしている夫婦

(2)ガイドライン16ページの「2IVF-Dの対象者」条件を満たしている夫婦

(3)精子提供による生殖補助医療の同意書(10月1日以降有効)を提出済みの夫婦か、11月15日までに(必着)配達記録が残る方法での送付提出が可能な夫婦。同意書のリンクは本メール最下部にあります。

(4)説明会は、10時から12時30分までzoomで行います。夫婦両方とも最初から最後まで必ず参加してください。ビデオによる参加確認があります(ビデオ確認時に映像が他に方に見られることはありません)

(5)以下、③以降のご案内にすべて同意できる夫婦

③IVF-D説明会の申込み方法
診療予約システムにログイン→【説明会・勉強会】→【IVF-D説明会】よりお申込みください。申込後のご案内は申込者にのみメール配信します。夫婦の両方が案内を希望する場合は、夫婦の両方が申込をしてください。なお、説明会は、夫婦一緒に1つのデバイスから参加することもできますし、夫婦それぞれ異なるデバイスから参加してもよいです。申し込み期限は11月23日(木)までです。

④IVF-D説明会後の流れ
(1)IVF-D説明会の後、IVF-Dに進むことを決めたご夫婦は、「IVF-D希望者リスト」に登録していただきます。リストのリンクは説明会後に配信します。

(2)12月12日(火)必着にて、SW面談シートを提出していただきます。面談シートは、説明会後に配信します。

(3)当院は、IVF-D希望者リストに登録した夫婦の組数に合わせてSW面談を設定します。IVF-Dを希望する組数が多ければ、面談日がかなり先になるご夫婦もでてきます。SW面談予約の平等性を図るため、SW面談の予約開始日時は事前に告知してから、予約を開始します。全員分の予約枠を用意しますが、先着順に条件の良い日時から埋まっていきます。SW面談はzoomで行います。

(4)SW面談後、「告知計画書」をご提出いただきます。告知計画書のフォームは、SW面談シートをご提出いただいた後、SW面談前にお送りします。「告知計画書」のご提出に期限はありません。

(5)IVF-Dを実施できるかどうかについては審査を行います。審査結果は、上記4の告知計画書が当院に到着してから21日以内にメールにて通知します。非承認の場合はIVF-Dに進むことはできません。また、再審査はできません。

⑤IVF-D審査基準の厳格化
ガイドライン違反を経てIVF-D審査基準は厳格化されます。具体的に説明しますと、「精子提供の生殖補助医療をうける条件」はガイドライン7~8ページの通り明確化されました。告知については、「当然必要であることを自ら考えている夫婦であること」という能動的な姿勢がベースになっています。そのため、実際の準備(面談シートの内容や面談の内容)に具体性があり、夫婦は能動的に準備をしたかどうかという基準になります。詳しくは、IVF-D説明会の中でお伝えしますが、説明会からSW面談シート提出まで約2週間しかないため、先に少しでも夫婦の話し合いを進めておきたい場合は、以下を参考にしてください。

(1)新ガイドラインの内容をしっかり理解しているかどうかということは、審査において重要になります。新ガイドライン全20ページをしっかりお読みください。

(2)新ガイドラインを一通り読んだ後は、重要ページとなるガイドライン7~8ページを夫婦それぞれに読み込み、読んでいて少しでも心に引っ掛かる部分を抽出しましょう。(下線を引くなど)

(3)次に、心に引っ掛かった部分について、夫婦で共有しましょう。その時、「相手の考えを否定しないこと」を事前に約束しましょう。その上で、なぜ自分はその言葉に引っ掛かりを覚えるのかについて相手に説明し、また、相手の考えも聞いてみましょう。ここから夫婦の考えを一致させていきましょう。

(4)ガイドライン7~8ページについて、夫婦それぞれに引っ掛かりなく十分な理解と納得ができ、ガイドラインについて夫婦それぞれの考えを言語化できれば、SW面談については心配いらないと思います。

(5)続いて、告知計画書の準備です。SW面談シートはIVF-D説明会参加後に配信しますが、その内容には「具体的な告知計画」を立てる部分があります。子どもも年齢別の告知計画書です。その計画の中で、「精子提供者の周辺情報」をどのように告知として活用するのかについても「具体的」な記載が求められます。告知計画を立てる上で参考になるのが、初診時にご購入いただいた書籍「大好きなあなただから真実を話しておきたくて」です。当院のガイドラインと基準は違いますが、ポイントとなる部分は十分参考になると思います。IVF-D説明会後は、SW面談シート提出まで時間がないため、今のうちにもう一度この書籍を読み直しておくとよいと思います。

(6)告知の開始や、子どもの年齢別の告知計画について、先輩夫婦の体験談は参考になりますが、真似て書いても、面談の中で深掘りされると、答えられないことがあります。色々な情報を参考にしていただきつつも、大事なことは、『夫婦でたくさん考え、夫婦でたくさん話す』ことだと思います。夫婦がしっかり考えた内容かどうかということはSWにはすぐ伝わります。

▼精子提供による生殖補助医療の同意書リンク
https://www.haramedical.or.jp/wordpress/wp-content/uploads/2021/12/p_ConsentForm_d.pdf

同意書を送付の際は、配達記録が残る方法でお願いします。宛先は、〒151-0051東京都渋谷区千駄ヶ谷5-8-10 はらメディカルクリニック受付宛 電話:03-3356-4211までお願いします。

▼精子提供による生殖補助医療のガイドライン
https://www.haramedical.or.jp/wordpress/wp-content/uploads/2021/12/guidelines_d.pdf

(2023年11月1日)

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