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D配信#49:親子会申込15時開始、次回IVF-D説明会は8/31、IVF-Dに必要なAID回数、特定生殖補助医療法案 最終案 6/5総会(はらメディカルクリニック)

【1】親子会申込15時開始
【2】次回IVF-D説明会は8/31
【3】IVF-Dに必要なAID回数
【4】特定生殖補助医療法案 最終案 6/5総会

【1】親子会申込15時開始
7月21日(日)開催の親子会の申込は、本日15時開始です。楽しく気軽に交流できる内容になっていますので、以下のPDFをご覧の上で皆様のご参加をお待ちしています。

▼親子会のお知らせ
https://www.haramedical.or.jp/wordpress/wp-content/uploads/2024/05/oyakokai20240721.pdf

予約方法:
診療予約システムにログイン→【説明会・勉強会】→【第一回親子会】にてご予約ください。夫婦どちらか一方のIDでご予約ください(夫婦で1予約まで)。ご予約は先着順です。

【2】次回IVF-D説明会は8/31
次回となる、第6回IVF-D説明会は8月31日(土)の12時~14時半の実施が決定しました。本日より申込を開始し、締め切りは8月28日(水)です。IVF-D説明会申込時点で、AID実施回数の条件を満たしている必要があります。IVF-Dへのステップアップを希望するご夫婦は、ご夫婦二人とも診療予約システムの【説明会・勉強会】→【IVF-D説明会】からご予約をおとりください。(夫も妻も両方の予約が必要です)。

IVF-D説明会は、zoomで行います。開始から終了まで夫婦ともに参加が必要で、カメラでの確認があります。なお、カメラ映像は当院にしか見えません。他の参加者にカメラ映像を見られることはありません。

説明会参加後、9月中は面談書類の作成期間となり、10月からSW面談がはじまります。SW面談後は、告知計画書を提出し、21日以内に審査結果がわかります。審査にて承認の場合は、IVF-D前個別説明にて契約を完了し、次の周期からIVF-Dが可能になります。

【3】IVF-Dに必要なAID回数
IVF-Dに進むために必要なAID回数は、ガイドラインの通り3回か6回です。この回数が必要な理由は、現時点でIVF-Dが国や学会から認められていない医療であるため、「AIDでは授からなかった」という結果を示す根拠が必要だからです。日本生殖医学会では、AIDの医学的有用性の指標として6回を示しており(個人差があります)、当院のガイドラインでは卵巣機能低下の症例において3回としています。

間もなくIVF-Dが法制化され、国や学会が正式に認める医療となれば、当院はIVF-Dに必要なAID回数の見直しが可能になります。また、法制化により、IVF-Dを実施する施設が増えることが見込まれるため、特に遠方の方の負担は軽減されると思います。

一方で、法制化により子どもの出自を知る権利については、当院の仕組みが先進的であるため、法律の方が改悪される部分があります。

【4】特定生殖補助医療法案 最終案 6/5総会
特定生殖補助医療法案の「最終案」について、第27回総会が開催されます。日時は6月5日(水)17時~18時です。精子提供や卵子提供の生殖補助医療に関する法整備が望まれてから20年以上が経ち、ようやく法案提出への一歩を踏み出すことになります。総会の様子はYouTubeで誰でも視聴可能ですので、視聴を希望される方は申請してください。

申請方法は簡単です。議連の事務を担当している塩村あやか議員のHP(https://shiomura-ayaka.com/)のお問い合わせから、「生殖補助医療の在り方を考える議員連盟第27回総会を視聴したいため、YouTubeリンクをご返信ください」と連絡してください。

YouTubeを視聴した際に、議論が少なく進められる様子や本質からずれている質疑に不安を感じるかもしれませんが、本法案は議員立法のため、各党は既に重要な議論を終えているためです。総会は全体確認という位置付けです。

第27回総会で法案要綱案が承認され、法案作成と提出が今国会の会期である6月23日に間に合えば、本法律は今国会で成立する見込みです。間に合わない場合は、秋頃の臨時国会に提出され、成立する見込みです。

(2024年5月25日)

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