2月15日(木)「はじめてのAID、IVF-D勉強会」開催 産婦人科施設や泌尿器科施設の医療従事者をご招待~精子提供の生殖補助医療を提供する上で大切なこと~
不妊治療専門クリニックであるはらメディカルクリニック(東京都渋谷区、院長:宮崎 薫)は、2024年2月15日(木)に開催する「はじめてのAID、IVF-D勉強会」に、産婦人科施設や、男性不妊を対象とする泌尿器科施設の医療従事者をご招待します。
はじめてのAID、IVF-D勉強会とは
この会は精子提供による人工授精(以下 AID)と精子提供による体外受精(以下 IVF-D)についての一般的な知識を学ぶとともに、当院がこの医療において最優先している子どもの福祉について夫婦にしっかりと理解していただくことを目的としています。
2月15日限定のご招待
国内で、精子提供の生殖補助医療を提供している施設は非常に少ないです。治療をはじめる前の患者の意志決定支援、治療方法、告知支援の実際について、より多くの産婦人科や男性不妊治療の関係者に知っていただきたいという思いから、ご招待いたします。なお、参加方 法は現地参加のみとなり、オンラインによる参加はできません。
勉強会の内容
(1) 夫婦が不妊を受容するための支援
(一般社団法人 AID当事者支援会 代表 寺山 竜生)
(2) 子どものための安全な告知をするために
(副院長 鴨下 桂子)
(3) 精子提供による家族形成:心理的側面からのアプローチ
(臨床心理士 戸田 さやか)
(4) 治療開始までの手続き、治療方法、通院スケジュール、ドナー、当院以外の治療施設や方法のお知らせ
当院の方針 #Open AID Project
AIDは、1948年から始まり1990年くらいまでの間、AIDであることを隠し通すことを前提に実施されてきました。そのため、秘密のある家族、嘘のある親子関係、知らされない自己 のルーツ、突然知らされることで崩壊するアイデンティ、ドナーもきちんとした説明をうけず、精子提供については秘密にするように言われました。当事者が皆、精子提供を隠すがために、AIDを知らない社会ができ、この秘密が悪循環をつくってきたと当院は考えます。
この悪循環を、幸せの好循環にかえるためには、当事者である夫婦・子ども・ドナーそして社会に対して必要な情報が必要なときに得られる環境をつくることが重要だと考えております。これを私たちは#Open AID Projectと名付けました。
Open AID Projectの取り組み
・治療を受ける夫婦に対し適切な告知の重要性とその方法についてのサポート
・ドナーに対する精子提供の意義とリスクを説明
・告知に大切なドナー情報の保持と開示
・当院のAIDとIVF-Dについての国と学会への報告
お申込み
こちらのお問い合わせフォームに2月15日の勉強会参加希望の旨と参加人数をご入力ください。
開催日 : 2024年2月15日(木) 12:30~16:00(受付開始:12:00~)
会場 : ビジョンセンター西新宿 301
東京都新宿区西新宿1-22-2 新宿サンエービル3階 301室
(アクセス https://www.visioncenter.jp/nishishinjuku/access/)
参加費 : 無料
お申込み:https://www.haramedical.or.jp/inquiry/concerned
(お問い合わせ内容に2月15日の勉強会参加希望の旨と参加人数をご記入ください。)
参加対象: 不妊治療関連施設の医師、看護師、培養士、カウンセラーなどご関係者