まず必要な検査 |
精子検査 |
有効な追加検査 |
男性不妊スクリーニング検査 |
精子検査で「精子減少症」「精子無力症」「乏精子症」と診断された場合、男性不妊スクリーニング検査の結果によって治療が可能かどうかを判断します。
治療方針
男性不妊スクリーニング検査結果が正常の場合
この場合は残念ながら効果的な治療方法はありません。
精子を作れというホルモン分泌の状況は正常であるということを意味しています。ホルモン分泌が正常で精子状態が悪い場合には、睾丸で精子を作る能力は限界にあると診断します。現在の精子を有効に利用し、妊娠する方法をご夫婦で選択していきましょう。
1cc当たりの運動精子数が1500万匹前後認められる場合は人工授精からはじめるのが有効です。1000万前後でしたら体外受精からはじめましょう。それ以下の場合は顕微授精を考慮する必要があります。
男性不妊スクリーニング検査結果が低値の場合
この場合は精子状態を改善するための治療方法があります。男性不妊専門の泌尿器科医より、あなたに合った治療方法を説明させていただきます。